春の富士急ハイランドへ来ました
No.0052
富士急ハイランド
視察日時 2001年 4月 8日
到着まで
昨日は国立競技場で視察(単なるサッカー観戦?)の後、横浜国際競技場に移動。もう一試合みて、非常に気分不快になってしまった。まずいお酒が頭の中で音を立てながら朝になり、今日は富士急ハイランドへと向かいます。
富士急ハイランドは今まで何回か行ったことがあるのですが、いつも天気に恵まれない。前回は、台風が来ているさなか強行して、台風の目に入ったことで天気になったという凄まじい相性の悪さ・・・。果たして今回は・・・。
自宅から車を飛ばすこと1時間半。カーナビは非常に正確です。
いつものように、一人で来たので車の中から施設をパチリ。120キロで走行中は真似しないように・・・。
富士急ハイランドは中央高速道路から、河口道路に入り後は、左に施設が見えてくるまでひたすらまっすぐ、しかもインターを降りて100メートルくらいで敷地に入れる取っても良い場所です。
おぉ・・・今日は晴れている・・・。気分がいいので、ゲートも視察してしまいましょう!
料金は前払い制です。料金徴収は機械精算方式で、普通車は1000円、バスは2300円、バイクはなんと・・・無料です。
機械が「いらっしゃいませ」と言ってくれますから、お金を入れましょう。ちなみに1000札しか入らないので、途中のPAでちゃんと両替しておきましょうね。
お金を払った後ですが、混んだ日は誘導員がいます。一人だけですが、機敏な動きで車を誘導します。「もうちょい、いい場所に誘導してよ・・・」と思いながらも指示に従い、駐車完了!
今日は珍しく、一緒に回ってくれる人がいるので、「彼らはどこ?」と電話してみると、なんとちょうど駐車場に入ったところ・・・。何という偶然・・・というか待ち合わせ時間でした・・・。
では中に行きましょう!
場内の構成
富士急ハイランドはその名前の通り、「富士急」が運営してる遊園地です。富士急と言えば長野オリンピックのスケートで大活躍した三宮選手と岡崎選手の所属しているチーム(じゃ、なくて会社)です。すっかり、橋本聖子という人はいなくなってしまいましたが・・・。
ってなわけで、車で来た人のためのゲートの他、電車(当然富士急)で来た人のためのゲートもあります。なんと贅沢なダブルゲートの遊園地なのです。今回は車で来たので車用のゲートから行ってみましょう!
入口までは少し歩くのですが、駐車場内のファーストフード(その名の通り「TAKE OUT SHOP」があり、帰りの車での食事の需要は見込めそう・・・。さらに通路には案内サインがあちこちにあります。
そして、大きな土産物屋へと突入するわけですが、ここは帰りも通るので、やはりお土産は買いたくなるわけです。行きと帰りの両方で狙う・・・。まさにパーク運営の定石。さぁ、そのお土産物屋を抜けると、チケット販売所です。
ここはチケットがちょっと変わっていておもしろい。まずは普通にチケットを購入します。フリーパスで大人4300円、子供3200円です。インターネットの割引券もあるので、これを持っていると300円割り引いて貰えるのに・・・忘れて来るんだもんなぁ・・・。
さてさて、チケットを買ったら当然改札に向かいます。おもしろいのは、チケットには「フリーパス引換券」と書いてある点です。なぜか?
実はこれは、写真付きのフリーパスの写真を撮るための引き替えチケットなんです。笑ったり、変な顔をしてもOKですが、小生の友人のようにプロレスラーの覆面をして写ると、やり直しになるので注意!
と言うわけで、無事フリーパスも発行されました。みなさんちゃんと普通の顔です。あれ写真の方の後ろに手が・・・ってこれはまた後で・・・。
ちなみに、改札口に入る前にもアトラクションがあります。「銀河鉄道999・ガラスのクレア」です。どこかで見覚えがあるような?ないような?・・・。さらに富士急ハイランドには宿泊施設が隣接しています。空き状況や予約などを受付する小さなカウンターもあります。
フリーパスも無事発行されたところで、周囲を見回してみると、「おや?」と思うシーンに遭遇。なんとオジさんがチケットを入れるストラップを販売しているではないですか!
なんとも、ほほえましい光景です。ここまで対応するスタッフはみんなオジさん。こうした施設は若い人(特に女性)が多いのが通例ですが、ここでは日本の成長を支えてきた人たちが奮闘します。
このストラップ販売所の横には車椅子で来た人のためのスロープもあります。ここから園内への通路にはどうやら新しいアトラクションができる予定のようで、工事中になっております。
車で走ることノンストップで90分。やはり堪えられなくなるのがトイレ!今回もトイレチェックしてみましょう。
トイレは非常にきれいで、場内各エリア同じような外観に統一されています。山小屋風なんですがここに住む人はいませんので・・・。トイレは男女、多目的と3種類ありトイレ内にはヒーターも設置されています。
もちろん、コインロッカーも用意されています。ゴミ箱はビン・カン類とそれ以外という分別です。可燃、不燃という区分はないようです。
アトラクションエリア
場内はいろいろなアトラクションがあります。トーマスランド(後で説明します)のエリアを除けば全部で、29アトラクションあります。2つは別に入場料が必要ですが、それ以外はフリーパスでOK!、全部制覇するとフリーパスで1アトラクションにつき約160円というとてつもないお得な値段で利用できます。
それでは見ていきましょう!
まずはガンダム・ザ・ライド。こちらは昔「アングラー」というシミュレーションシアターがあったところにできたアトラクション。やはり今回もシミュレータですが、ライドの動きを議論する前に「ガンダム」を良く知らない小生には・・・でした。
続いて「ゲゲゲの妖怪屋敷」。おなじみゲゲゲの鬼太郎の作者水木しげる氏のプロデュースらしい。お化け屋敷ですがこちらは、あまり興味がないので・・・です。同行した仲間は楽しそうに怖がっていましたが??
続いてたくさんあるので、どんどん行きます!
こちらは「凄腕」。いわゆる「オクトパス」って言われる奴ですね、お子さまには大人気です。
そして、こちらはパイレーツ!思ったより混んでいないので、人が溜まるまで動かしません。なんて寂しい・・・
そして、おなじみ「グレート・ザ・ブーン」。いつの間にかキャノピー付きと、カッパを着て乗るタイプに変わっていました。カッパを着て乗ったのですが、結果は・・・ビショビショ・・・
そして、こちらは「スキッド・レーシング・カート」。たくさんで行くとこの手のゲームはお昼ご飯を商品にした熱いバトルの場所となります。今回は違いましたが・・・
そして、続いて宙返りコースター「ダブルループ」。FUJIYAMAができるまではここのメインアトラクションでしたが・・・
次は、「パニック・クロック」。シートに固定されてグルグル回される。動きは地味だけど以外に人気のアトラクション。大人から子供まで幅広く利用されています。
そしてこちらは「ティーカップ」。子供を撮影するご両親が多い場所です。
カメラの撮影では、「メリーゴーランド」も負けていません。八景島ほど凄くは無かったですが・・・。
そして狭いコースをカクンカクンと激しく動く「マッドマウス」二日酔いのまま乗ると大変ですよ!
二日酔いの方は、のんびり池の周りを回る「ウォーターエース」なんかはどうでしょうか?いわゆるスワンボートです。真冬は休業しますが・・・
カップルでもバラされてしまう。情け無用のアトラクション「ウェーブスインガー」。ビューティフルライフの放送以来、無理矢理止めさす男性が増えたという噂があるが・・・。
そしてこちらは「武田信玄埋蔵金伝説」。なんだかわかんないうちに終わってしまった・・・。
そして、今回期間限定で行われている。「史上最悪のお化け屋敷『戦慄迷宮』」。なんと予約制で1回での周遊時間が約30分!本当に怖いのか??血だらけの白衣を着たスタッフから予約チケットを貰います。しかし、このコスチューム怖いというより・・・ちょっと趣味が・・・では?
内部は写真撮影禁止ですが、なるほどいろんな仕掛けが・・・ない・・・人が脅すのばかりでは・・・。しかも、なぜみんな小生を避けて他の人を脅すの・・・?なんとも寂しいアトラクションになってしまいました。休日なので本物のお化けまで総動員だったという噂があるや?なしや?
続いて、気を取り直して「バードマン」に行きましょう。こちらも大人気!待ち時間は最長で60分の表示があります。
鯛焼きの「焼き機」のようなライドに挟まれて、場内をGO!目線が思ったより楽しい位置になり非常におもしろい。「グレート・ザ・ブーン」の水面突入の瞬間に遭遇すると、一緒に濡れることも可能らしい・・・。
続いて、こちらはシューティングコースター「ZOLA7」。ライドに乗ってバシバシ、打ちまくりましょう!あまり当たりませんでしたが・・・
さて、遠心力を利用したアトラクションを二つご紹介します。一つは「ワイキキウエーブ」。2つの軸をランダムに動かすことで不思議な動きになります。
こちらは、「ムーンレイカー」なんと言っても最高速で回っているときに、顔が痛くなります。
そして、お待たせしました。キングオブコースター「FUJIYAMA」です。なんと言っても関東のコースターの中では間違いなくNO1!落ちてよし、ねじってよし・・・。入口付近は「よく考えてから乗って下さいね」といわんばかりのサインがたくさん・・・。そんなに凄いのか??
1回に28人乗れますので、並んでいるようでも以外にすぐに乗車できます。
さぁ、そしていよいよコースターに乗車!なんと地上79メートルまで引き上げて、一気に70メートル下までドッカ~ん!。登っているときには周囲がよく見えるので、帰りのファミレスも見つけられます。
途中で、フォトスポットもあり後で写真が買えます。ちなみに普通の写真では1000円。マグカップでは1300円です。
この他にも色々ありますので、是非おためし下さい!。ちなみに小生が一番気に入ったのは
「THE 格闘技・・・『熊 VS 小生』」
・・・ってこんなアトラクションはありませんよ!
物販・飲食
各アトラクションのエリアとも、物販施設は充実しています。アトラクションの利用後は必ず物販のエリアに導かれるようになっていて、なんかしら手にしてしまいます・・・。
この方式は各アトラクションに徹底されています。お化け屋敷の戦慄迷宮まで、この作りが踏襲されているのは非常に立派です。
場内で、大きな飲食施設は「コカコーラ」の運営している「ラグーン」があります。クリスマスを意識しているようで、入口はプレゼントのリボンが・・・。さらに中にはクリスマスツリーがあります。サービスはカフェテリア方式ですが、まぁ遊園地に来てそんなに贅沢もできませんので・・・いたしかた無いと言ったところでしょうか??
ちなみに、この店内ではアンケート用紙がおいてあり、施設に関してのアンケートを集計しています。
トーマスランド
ここまでは、身長制限のある大人向けのアトラクションが中心でしたが、遊園地の主役はやはり子供!と言うことになるので、富士急ハイランドでは子供向けのエリア「トーマスランド」を用意しています。
トーマスとはもちろん、おなじみの機関車トーマスです。
トーマスに乗って場内を一周するライドもあります。良くできているのはこのライドも終点ではショップに着くようになっていることです。中はおなじみのグッズがわんさか・・・
場内のアトラクションは、小さい子でも乗れるようにアレンジされた縮小版のようなイメージを受けるものがたくさんあります
さらに、ロッカーもカラフルな色使いです。
トイレは、全部子供を意識した設備がついています。他のエリアも決してひどくはないですが、トーマスランド内のトイレは非常に充実しています。
子供が小さいお父さんやお母さん達には非常に良いエリアです。
感想
富士急ハイランドは、一見「ただの遊園地」と言うイメージを受けますが、非常に各アトラクション内容、構成とも良くできています。アトラクションで楽しんだ後はショップへ・・・という流れを各アトラクション毎に徹底しているのは非常に立派です。
さらに、トーマスランドに代表されるキッズエリアの充実。一般にスリルライドが増えると子供が身長制限のため乗れなくなりますが、こうしたことをカバーするエリアが確実にあるのは素晴らしいことです。
最後に勤務しているスタッフ。いわゆる若者ではありません。でも決して「ジジ臭く」仕事をしているのではなく、常に若者との交流を図ろうとしている姿は、非常に素晴らしいです。
FUJIYAMAのスタッフのオジさんは、出発のときに「ハイタッチ」で送り出してくれます。こうしたスタッフの個人の努力が良い雰囲気の遊園地を作っています。
新しいアトラクションが7月に完成とのことなので、また夏に是非・・・という感じのする施設です。
国内有数の絶叫マシンが揃った大型遊園地。ギネス記録に列記されている施設が目白押し。スリルライドの陰に隠れてはいるが富士の天然水を使ったプールなどもある。場内の案内板はユーモアセンス抜群(若干やり過ぎ感はあるが・・・)でライドに乗る以外でも色々楽しめる施設。
TEL | 0555-23-2111 |
住所 | 〒403-0017 山梨県富士吉田市新西原5丁目6−1 |
URL | https://www.fujiq.jp/ |
入場料:無料
パスポート価格 |
大人(18歳以上) 6,000~7,800円
中高生 5,500~7,300円 小学生 4,400~5,0000円 シニア(65歳以上)・小学生未満 2,100~2,500円 ※購入時期、種類により各種割引制度あり。詳細はWEBにて確認のこと |
開園時間 | 09時00分~18時00分(時期変動あり) |
アクセス | 首都高速4号線から中央自動車道大月JCT経由、河口湖I.Cをおりてすぐ。 普通車駐車料金1,500円、大型バス2.500円 富士急行電鉄「富士急ハイランド駅」直結詳細は https://www.fujiq.jp/access/ |
地図
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