出産ラッシュの後に行くと・・・
NO.262
鴨川シーワールド
視察日時 2006年 5月 5日
到着まで
首都圏のレジャー施設はほとんど制覇したように思っていましたが、意外に千葉の施設は手つかずなところが多いことに気が付いた。
そこで、今日は鴨川シーワールドに行くことにしました。
僕がまだ小学生だったことからある施設なので、ひょっとしたら来るのは30年ぶりくらいになるかもしれません。
かつては新宿から急行に乗って行った覚えがあるんですが、今や房総半島に向かう電車はそのほとんどが京葉線の特急。同じ東京駅ですが、京葉線のホームは相変わらず遠い・・・。
しかも、房総半島方面の特急は全席禁煙。
世の流れとはいえ、喫煙者には厳しい時代です。
とはいえ、早起きと社内でのお弁当ですっかり睡魔の虜になり、気が付けば安房鴨川に到着。
ここからは今度はバスに乗り換えて鴨川シーワールドへ向かいます。
直線距離にすれば近くのはずなんですが、今日は道路が大渋滞。
裏道を走り回ったあげく、30分以上かけて到着しました。
最近、シャチに子供が生まれて、今日はこれを目当てに来ている人もたくさんいるようです。
実は自分も、テレビのドキュメントを見てこの施設に行くことを決めた一人なんですが・・・。
久々に来てみると、鴨川シーワールドは改めて海に近いことを実感。
さらに、海と国道に挟まれた立地のため、いわゆる細長い敷地の施設です。
主立った駐車場はすでに満車。入口周辺の広場も次々に到着する暖帯バスから降りてくる人たちで大にぎわいです。
かなり古い施設だと思ったんですが、思いの外清潔感のあるエントランスです。もちろんゴミはありません。入口前の喫煙場所で一服して、いよいよ中に入ります。
まずはチケットを購入しなくては・・・と言うことでチケットブースへ。
自販機はなくてすべて対面式のブースです。
今風の購入者と購入後を分けるような柵はなく、昔ながらのチケットブース。
一方改札は、インフォメーションがガラス張りというおもしろい形状です。
さらに、チケットを渡すとターンゲートをくぐるというこちらは少し現代風。
この改札周辺で注意したいのが海からの風です。子供連れの方はしっかりチケットを持っておきましょう。突然強い風が吹くので、本当に要注意です。
それでは、中に入りましょう
場内の構成
最初に言いましたが、敷地が細長いので、鴨川シーワールドはとにかく“奥へ奥へ”進んでいくことになります。そして、最初に迎えてくれるのがウミガメ。
皆さん、奥のショースペースが気になるようでここは早めに引き上げて奥に進んでいきます。
次に見えてくるのが、なんとフォトスポット。イルカの飼育員を体験できるフォトスポットは初めてみました。
このあたりから通路は狭くなってきます。
右手には、「エコアクアローム」、「マリンシアター」などの屋内施設が見えてきます。
いわゆる水際の生き物の生態展示ですが、さすがに歴史のある施設です。説明内容は非常に詳しいですね。
しかも、展示の内容がだんだん海の深いところになっていくのにあわせて、通路も勾配が付いているのです、そしてこのエリアはあの妻夫木聡の出世作、「ウォーターボーイズ」でも出てくる施設なのです。
そして、マリンシアターでは、ベルーガの不思議な生態を上映中。
シアターといえども、終わった後にはしっかり立ち寄れるおみやげ屋さんもあるのが侮れないところです。
そしてこのエリアを抜けると、今度は海の底からのぞき込むような展示方式の「トロピカルアイランド」のエリア、ここでは珊瑚などが海の下から見れるという設定です。
こうしていわゆる「水族館」のゾーンは終わります。
この先にはたくさんのショーステージがあります。
場内の構成(ショーステージ)
まずはもっとも大きい、オーシャンスタジアム。
ここでは、シャチ親子の豪快なジャンプが見れます。
さすがに鴨川シーワールドでももっとも人気のショーのようです。
今回は生まれたばかりのシャチの赤ちゃん「ラン」も登場して盛り上げてくれそうですが、何せ初めて見るショーなので、シャチがどんなことをしてくれるのか?興味津々。
さて、始まってみると、ランが結構動き回り、途中で中断などのハプニングもあります。
まぁ、今日は子供の日なので大目に見てあげましょう。
再開された後は、シャチと一緒にインストラクターがジャンプするなど豪快なジャンプが連発されます。
プールに近い場所はお約束ですが、確実に濡れますので注意してください。
続いて、ロッキースタジアム。
こちらは、アシカの親子によるコミカルショー。子供の日にちなんででしょうか?サッカー大会の練習などが演目です。
そしてなんといっても、ここのアシカショーの目玉は「笑顔」がすてきなこと。人間の笑顔のように笑うアシカが評判なのです。
そして、このエリアには海獣達の楽園「ロッキーワールド」があります。うまい具合にスタジアムの下部分が転じエリアになっているんです。
ペンギンにアザラシなど、水族館の人気者が集合しています。
生まれたばかりのアザラシの赤ちゃんや、イルカの赤ちゃんなども見ることができます。
やはり、春先は出産ラッシュのようなので、五月の連休は赤ちゃん動物を見るのには良い時期かもしれませんね。
そして、最後になりましたが、この施設で古くからある「イルカショー」の施設、サーフスタジアム。
シャチやアザラシのコーナーほどの盛況ぶりはありませんが、こちらも大人気です。
海からの風がかなり激しいスタジアムの上部席は、ものを飛ばされないように注意しましょう。
物販と飲食
飲食は中央のスタジアム周辺に集まっています。ビュッフェ方式ですが席数がかなり少ないので、グループで行くと確保は大変かもしれません。
僕は毎度のことですが、動きやすい人数ですから・・・・
メニューはプレートランチ、というやつです。プレートにご飯、ディッシュが盛りつけられるパターン。
店のポップに釣られて「鯵アンプレート(あじあんぷれーと)」なるものを頼んでみました。
物販は、マリンシアター横の他、このレストランの横、そしてメインは入口横です。入口横は鴨川シーワールド外部になります。
シャチの記念グッズなどよく売れていますね。
どのお店も手際がよい人が多いので、時間が逼迫していても買い物できそうです。
感想
今日は、子供の日ですが、鴨川シーワールドの子供達は大活躍していますね。
他の施設のと差別化はこうした2世、3世の動物が元気に活躍しているところでしょうか?
水族館、しかも動物ショーを中心に展開してこれだけの人がくるのですから、かなりレベルの高い施設といえますね。
子供がたくさん生まれる春先。出産ラッシュが済んだ5月の連休時期は一番「可愛い度」が高い時期かもしれませんので、今の時期の来訪がオススメです。
かつては国内無敵の水族館という印象もあった施設ですが現在でもシャチのショーなどその名に恥じない運営をしています。種の繁殖に力を入れている施設としても有名で出産シーンがメディアを賑わすことも多い施設です。千葉県ですが外房は単線区間も多くて結構時間かかるので朝はお早めに!!
TEL | 04-7093-4803 |
住所 | 〒296-0041 千葉県鴨川市東町1464−18 |
URL | http://www.kamogawa-seaworld.jp/ |
料金 | 大人(高校生以上) 3,300円 小人(小学・中学生) 2,000円 幼児(4歳以上) 1,300円 60歳以上 2,700円 |
営業時間 | 9時00分~17時00分(時期により変動あり) |
アクセス | JR外房線 安房鴨川駅より無料送迎バスで約10分 |
地図(GoogleMAP)
天気予報(ハリテンより)
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