15年ぶりに来た日本最古の水族館
NO.437
新江ノ島水族館
日時 2019年 8月25日
毎日暑い日が続きますので今日も選択するのはインドアの施設。前回来たのが2004年で15年前という新江ノ島水族館。実はこのサイトの200カ所目の掲載施設でもあります。
ついこの前のように思うことがとんでもなく昔のことだったという経験が増えているのは年を取ったせいでしょうかね?
場所は神奈川のマリンリゾートの聖地“江の島”。東京からは東海道線と小田急線で向かいます。
訪問当日は片瀬江ノ島駅は改装中(オリンピックに向けての工事のようです)。狭い通路を抜けて海沿いを右に進むと目的地が見えてきます。今日はギラギラの太陽にさらされて5分ほどで到着しました。
リニューアル15周年に当たる今年のテーマは「ヒカリノエノスイ」。どうやら夜来た方が良かったようなのですが・・・。
まずはチケットを買います。窓口は大きめで券売機もあります。昼過ぎなので混雑も一段落という感じでした。
そして改札周りはいろんな案内があります。荷物を預かるサービスができていました。インバウンドが増えた証拠でしょうか?そして改札を抜けると今年のテーマの「ヒカリエノスイ~美しい水族館~」と書かれたボードが登場します。
階段の登り2階から展示がスタートします。まずは施設の紹介。“エノスイ”ができたのは昭和29年。昭和31年には昭和天皇もご来館されたことがある由緒ある水族館です。
昭和32年から実施されているイルカショーは日本初のイルカショー。いろんな意味で日本の水族館の原点のような施設といえるのではないでしょうか?
っといった感じに見えるボードで施設の説明を見ました。
施設の紹介コーナー(年パスの発行場所も兼ねています)を通過すると屋外へ出ます。デッキを渡って再度屋内に入るとここから展示のエリア。まずはヒカリエノスイのオブジェを前に写真が撮れるフォトスポットがあります。
最初のエリアは「相模湾ゾーン」。江の島周辺の海の生物のエリアです。
なぜか、フグについて詳しく説明されて、フグのお出迎えを受けます。
進むと「岩礁水槽」と書かれているエリアに出ます。魚と植物のかかわりについて学びます。
実は相模湾は世界的にも多様ないきものの宝庫なんだそうです。
続いて人工的に水位を変えることで、川魚が上流へジャンプするのが見れる水槽。20分後・・・最後まで見ることができませんでした。
続いて見えるのが「海岸水槽」。割合小さな魚が色々います。釣りに行ってがっかりしながらリリースする魚にいろいろ会えました。
水槽の先にはコバンザメがいますが、くっついて動いてませんでした。ウニや貝などは水族館というよりは海鮮居酒屋の生簀のような場所で展示されていますね・・・。
先に進むと最初に見た水槽を今度は下から覗き込むように見える水槽。イワシの魚群などが見れます。
続いて見えてくるのが“シラスサイエンス”。イワシの幼魚シラスについて、江の島エリアはシラスの産地であることもあってこうした展示があるようです。美味しそう…というのが第一印象になってしまうのでは?と思うエリアです。
タマゴと稚魚・・・。ほんとに小さいです。
続いて出てくるのが「沿岸水槽」。海岸よりも遠くのエリアの生物。小さな生き物は動きが活発なのでなかなか写真に撮れません・・・泣。
イカみたいに見えますが魚なのが「サギフエ」。これは初めて見ました。
相模湾にもタカアシガニがいるようです。高級食材ですね・・・。関東は何でも高いです・・・。
この先が深海のエリア。ちょっとキモカワな生き物のエリアです。
深海の次に来るのが「クラゲファンタジーホール」。円形の部屋でクラゲを鑑賞できます。
クラゲの印象をいろんな言葉で伝えてくれます。“和風のたたずまい”が自分にはピンときませんでしたが・・・。
時間になると映像が流れます。このときは部屋は一時的に入れなくなりますので注意しましょう。
この先が「太平洋」と呼ばれるエリア。大きな魚たちが登場します。
最近人気のフウセンウオ。混雑時の対応方法も書かれています。
大人気のクマノミもいます。
珊瑚の海の生物がテーマの「トロピカル水槽」。その隣にはサメの展示もあります。
5番目のエリアは皇室の皆様の研究のエリア。エノスイを利用されているのかどうかは謎でしたが・・・。
皇室の皆様のご研究のエリアの隣にクリオネなどがいます。
この後エスカレーターで一層登ると「ペンギン」のエリア。
人気のアザラシやコツメカワウソなんかもこのフロアにいます。
屋外に出ると奥がイルカショーの会場。海獣の周囲の壁面は紹介のボードもあります。なんと現在のイルカは5代目。
さすがに日本最古のイルカショープールということなので、ちょっと小さめですがショーはなかなか人気。早めに席を確保しないと立ち見になります。
イルカショーはトレーナーとイルカの絆がテーマになっています。今の時期は夜はちょっと雰囲気が変わるそうです。
こんな感じで3時間ほどでしょうか?なかなか見ごたえがありました。
15年ぶりだったので前回の雰囲気は全く覚えていませんでしたので、初めての施設のように楽しむことができました。
日本最古の水族館。今でも十分楽しかったです。
新江ノ島水族館(しんえのしますいぞくかん)は神奈川県藤沢市片瀬海岸の湘南海岸公園にある水族館。江ノ島マリンランドの実質的な後継施設である。
TEL | 0466-29-9960 |
住所 | 〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目19−1 |
URL | http://www.enosui.com/ |
料金 | 大人 2,800円 高校生 1,800円 小中学生 1,300円 幼児(3歳以上)900円 |
営業時間 | 10時00分~17時00分 (時期により変動あり) |
アクセス | 小田急江ノ島線 片瀬江ノ島駅から徒歩3分 |
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