20周年になりました
NO.539
新江ノ島水族館
日時 2024年 7月24日
久々に実家に帰りました。そしていつものように早く目が覚めてしまった。今日は夜に人に会う予定があるのですが、それまでどこに行くか・・・?
ネット検索を繰り返していると「20周年」という言葉が出てきた施設がヒット。ということで、今年20周年を迎えた「新江ノ島水族館」に行くことにしました。
自宅からは小田急線で片瀬江ノ島まで一本で行けるんですが、ちょっとテッチャンが出てしまって、藤沢から江ノ電に乗ってみました。
最近は江ノ電は海外からの観光客利用が大幅に増えたとにことでしたが、藤沢駅から乗り込んだのは地元の高校生などばかりでした。
藤沢駅から10分ほどで、湘南海岸公園駅に到着。ここからは灼熱の大地を歩いて進みます。
ルートは至って簡単。海に向かって直進を続けて、歩道橋のある国道に出たら左折。眼の前が新江ノ島水族館です。
20周年と感謝の言葉があちこちに見られます。実はこの施設に始めてきたのは20年前。つまり改装初年でした。
この施設は1954年に"江ノ島水族館”として開業し、2004年から”新江ノ島水族館”としてリニューアルしています。実は日本で最古の水族館という施設です。
という案内があるエントランスです。ここからは富士山が見えるのですが・・・流石にこれだけ暑いと霞んでしまってちょっとしか見えません・・・
さらに、今日の暑さ用にでしょうかね?うちわの無料配布があります。これはありがたいですね。
そしての今日の催事は「クラゲ展」。通常は暗がりに集めて展示するものをどうやらあちこちに展示するという趣向のようです。
趣向の意味にちょっと戸惑いましたが、実は世界初、日本初のクラゲが見れるようです。
こちらは「アカクラゲ」。今では日本の水族館ならどこでも見れるようなクラゲですが、人口飼育に初めて成功したのはこの水族館だそうです。
こちらは新種!!「オトヒメクラゲ」と命名された2022年に発見されたクラゲだそうです。小さいのでなかなか撮影が難しい・・・。
こちらも新種!「ワタボシクラゲ」と言うそうで、2021年に江の島で発見されたクラゲだそうです。江の島みたいな都会でも新種が見つかることがあるんですねぇ・・・。
最初にメイン展示を見てしまったような気もしますが・・・ここからは常設展示のエリア。まずは相模湾の大水槽です。流石に夏休みですね。子供連れがたくさん来ています。
この水槽で見ておきたいのがヘビと名前がついたウナギ・・・。日本名はヘビですが・・・英語で見ると”EEL”と書かれていますね。
そして、クラゲ展の最初のコーナーは採取のスタッフの様子です。日々の努力にスポットを当てるという趣向は他の水族館ではなかなか見られないですね。
隣には採取できたクラゲやクラゲの定義について、世界中で3600種類いるそうです。
続いて岩礁水槽。こちらコブダイがいるはずですが・・・暑さのせいか隠れていました・・・。
続いて、川魚がジャンプするシーンが見れるはずなんですが・・・。午前中はみんな静かに泳いでいました・・・残念・・・。
続いて、海岸水槽、シラスの展示エリアと続きます。相模湾一体はシラスは名産品。食べ物を大切にしましょうというコンセプトです。
先に進むと深海の環境を化学的に再現した水槽。これは他ではなかなか見られない展示方法ですね。
硫化水素を再現するために、ドッグフードを腐敗させるそうです。
死骸を食べる虫なども展示されています。海底の掃除人・・・自然の仕組みは本当によくできていますね。
続いて見えてくるのが、クラゲファンタジーホール。こちらは催事ではなくて日頃から見られる常設のクラゲのエリア。時間になるとショーがあるエリアです。
この次が太平洋。いよいよ大型の魚が見れるエリアです。
大きめの魚も水槽の手前側にいてくれたりするので嬉しいです。
小さい魚と目があったように感じるのは嬉しいですね。
人気のチンアナゴのコーナーはなかなか順番が回ってこない盛況ぶりです。
最近の海水浴時の危険生物「カツオノエボシ」も展示がありました。
ガラス越しですが、なんとも不気味な風貌です。ちなみに海で見たら絶対に触ったり近寄ったりしてはいけません。
さて、イワシの大回遊の時間になりましたがので大水槽に移動します。最近はイワシトルネードなど名前が色々ついていますが・・・。新江ノ島水族館ではイワシ大回遊みたいです。
イワシ大回遊の後にエスカレーターで2階へ移動します。この先は海獣が主役のエリアです。
まずはペンギン。午前中はどこの施設でも動きが悪いことが多いのですが・・・ここも例に漏れず・・・。
コツメカワウソはずっと寝てます・・・。
アザラシはウミガメは元気に動き回ってくれました。
そして、イルカショーの時間です。こちら前列は濡れる席です。座席数があまり多くないので早めに場所を確保しないと立ち見になってしまいますのでご注意ください。
そしてエノスイの飲食店舗。ガッツリ食べるようなメニューはありませんが、軽食は手が込んでいて見ていても楽しいです。
このお店の名物になりつつあるのがパンです。色んな動物を模したパンがあります。可愛い系からキモい系まで多様な品揃え。これ作るのはけっこう大変だと思います。
相模湾の名物シラスを使ったホットドック。シラスの塩味が効いていて美味しいです。
出口前にはサポーター制度の紹介などもあります。
20周年に合わせてでしょうか?スタッフさんの紹介もあります。イラストで紹介するとことがなかなかオシャレですね
という感じで20周年のエノスイが堪能できました。
出口の外はお土産ショップがあります。こちらは入場料金を払わなくても利用できます。
オリジナル商品や限定商品・・・充実しています。
エノスイには実はキャラクターがいます。その名は「あわたん」。水族館内ではあまり登場しませんが、グッズもあります。
おみやげショップの隣のレストランは”あわたん”推しております。
コロナ禍前に一度来た施設でしたが、20周年楽しかったです。
この後、江ノ電で鎌倉方面に向かってみました。外国人が群がるスラダンの踏切や由比ヶ浜などこれもまたイベントだと思って見てみると楽しいです。
新江ノ島水族館(しんえのしますいぞくかん)は神奈川県藤沢市片瀬海岸の湘南海岸公園にある水族館。江ノ島マリンランドの実質的な後継施設である。
TEL | 0466-29-9960 |
住所 | 〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目19−1 |
URL | http://www.enosui.com/ |
料金 | 大人 2,800円 高校生 1,800円 小中学生 1,300円 幼児(3歳以上)900円 |
営業時間 | 10時00分~17時00分 (時期により変動あり) |
アクセス | 小田急江ノ島線 片瀬江ノ島駅から徒歩3分 |
地図(GoogleMAP)
天気予報(ハリテンより)
視察履歴
- 2024/07/24
- 20周年になりました
- 2019/08/25
- 15年ぶりに来た日本最古の水族館
- 2004/06/20
- リニューアルオープン