毒されて、癒やされて、そして混んでいた
NO.540
サンシャイン水族館
日時 2024年 7月24日
海の近くから鎌倉に移動してきました。時刻は昼過ぎ、今日も鎌倉は外国人観光客でまさにごった返しています。とりあえず食事を済ませないと・・・。こんなとき独りだと入れる店が多くて助かります。


お手頃価格の海鮮居酒屋のランチでお腹いっぱいになったので鎌倉から移動します。JR鎌倉駅もやっぱり外国人がたくさんいます。改札でICカードで手こずっている人も多数いるようで、改札のあちこちから警報音が聞こえてきます。
ここから池袋に移動します。なんと便利な時代になったことか、「湘南新宿ライン」というのに乗ると、乗り換えなく池袋に到着します。昼過ぎなので意外に空いています。涼しい車内で過ごすこと40分ほど、灼熱の池袋に到着。
ここから歩くこと10分ほどでサンシャイン水族館に到着しました。

おなじみのフォトスポットが今日も迎えてくれました。


今回の目的はサンシャイン水族館本体はもちろんですが、特別企画展「もうどく展」です。幸いどっちも待ち時間なく見れるようです。
もうどく展は水族館のチケットを持っていると大きな割引があるので、まずは水族館のチケットを購入。その後チケットを見せた後、割引価格でもうどく展のチケットを買いましょう。


キャンディー付きのチケットもあるようなのですが今日は普通のチケットで入場します。毎度のことながらもうどく展の入口はいつも不気味です。今回は「もうどく展極(きわみ)」となっているのでどうなっているのか・・・?


まずは毒の定義と、館内の案内の見方の説明です。即死するような毒を持っているものもいるようです・・・。


そして最初に見えるのがいきなり即死レベルの毒を持つ・・・サザナミフグ・・・。見た目は可愛いのですが食べたら死にます・・・。


続いては・・・かなり身につまされる展示です。塩も取りすぎると毒になる・・・。自分の健康診断の結果の悪さはこれが原因かもしれない・・・。


続いて、海の生きものが続きます。今度はハギの仲間。少量の毒で敵を仕留める・・・。海の仕事人です。



続いては地上の毒の代表選手みたいな「毒キノコ」シリーズ。流石にこの色を見たら食べる気は起きませんが・・・。


続いては近年の海水浴場を恐怖に陥れている「カツオノエボシ」。色が毒持ってます・・・という感じなのですが、自分の家の近くでも最近は見かけるようになっているそうです。


さて、もうどく展と言いながら毒の展示ばかりではないところがこの展示の奥深いところです。こちらはミルという海藻。古来は虫下しとして使われていたそうです。昔の解毒剤みたいな感じでしょうかね?


続いてはヤドカリ。ヤドカリそのものは毒を持っていませんが、ヤドカリが背負っているイソギンチャクが毒があります。これにより天敵のタコから身を守る。なんか仮面ライダーの武器のアップグレードみたいなことが海では実際に起っているんですねぇ・・・。


次は”毒を持って毒を制す”な展示です。ナマコの持つ毒性は水虫に効くという話。最近はあまり水虫って聞きませんが、自分の父親世代は国民病だったそうです・・・。ためになる話をありがとうございます。


続いては出ました。オオスズメバチ・・・。自分のような田舎暮らしにとっては他人事ではありません。ここでは毒性の説明の他に"蠱毒”についても説明されています。


毒って動物だけのものではないようです。こちらは毒を持った植物。名前は朝鮮って付いていますが、世界各所にあるようです。


そして、もうどく展では常連の真打ちがここから登場してきます。南米産のモウドクフキヤガエル。


そしてこちらも南米から来ましたアイゾメヤドクガエル。どちらも毒性は最強らしいです。


毒があると見せて・・・毒がないというものもいます。


そして、こっちが本物の毒を持っているサンゴヘビ。展示は剥製なのか?人形なのか?動きません・・・。


ヘビの隣はカエル・・・?というか毒をもって毒を制すという話で、毒も薬になるという話の題材になっているミヤコヒキガエルです。


カエルの隣は虫・・・。毒霧を噴射するという虫です。


そして・・・今回もありました。毒の体験コーナー。毒ではありませんが強烈の酸の匂いがします。誰かがやると、人が集まってくるというエリアでもあります・・・。


見た目の可愛さに騙されてはいけないという展示。可愛い見た目ですがヒレに毒があるそうです。


続いても虫・・・。こちらは自分の家の周りでも時々見る奴です。


ファインディング・ニモに出てるくる仲間も実は毒を持っていた・・・。知らなかった・・・。


日本にもサソリがいることって意外と知られていませんが・・・日本のサソリはそれほど毒性は強くないそうです。安心しました・・・。


続いては食べてはいけないシリーズです。釣れてもリリースする魚ですね。


意外でしたが、ニホンウナギにも毒があるそうです。加熱すればなくなるそうですが・・・ウナギの刺し身ってないのはこういう理由だったんですねぇ・・・。


そしてトラフグにオコゼ・・・。こちらは有名なヤツですね。この展示でも常連です。


最後には、これ以外にも毒がある生き物への注意の喚起です。最後にはアンケートコーナーもあります。


もうどく展は再入場ができませんのでご注意ください。今回も手の込んだ内容でした。

毒された後は癒やされていきます。サンシャイン水族館の本体に入ります。今回はカワウソの赤ちゃんをぜひとも見てみたいと思っていたのですが・・・。



子育て中のカワウソは外に出てくることはほとんどなく・・・モニターで見る事ができる程度でした。うまく撮れたのはカワウソに引き裂かれたユニフォームの展示くらいです・・・(泣)

常設展示のエリアは・・・午後3時過ぎですが外国人の方がわんさかいて大混雑です・・・。


今まで見たことがなかった展示というと、サンゴの再生プロジェクト。こちらは再生させてから元の海に戻すというものです。魚だけではなく、水族館は今や海の環境保全全体を任されているようです。


他の施設では見れないような展示方法なのがタチウオ。昔は自分の家の傍で秋になると釣れたんですが、最近は釣れなくなりました。釣られる前はこんな感じで漂っているようです・・・。大きさは4本や5本、美味しそうです・・・。


赤ちゃん誕生という話はペンギンでも2024年5月にペンギンの赤ちゃんが生まれたそうですが、もうすっかり大きくなっていて親よりも大きめです。

そんなペンギンが泳ぐ天空のペンギンエリアです。自分のiphoneが新しくなったからでしょうか?きれいに撮れます。


今日は時間がずれてしまって見れませんが、アシカと一緒にズブ濡れになれる「アシカSPLUSH!」のためのポンチョが売られています。夏はどこの水族館もズブ濡れイベント多くなりましたね。



サンシャイン水族館のお土産人気ランキングはこんな感じでした。カワウソとペンギン・・・お土産キャラの二強が相変わらず君臨しています。

あっという間に4時間くらい経ってしまいました。以前来たときよりも外国人が増えたせいもあって混雑度はアップしていましたが、色々楽しめる施設でした。

出口外のマカロンの自販機で大人買いしている外国人にはちょっとびっくりしました・・・。円安の効果でしょうかね??
サンシャイン水族館(英語:Sunshine Aquarium)は、東京都豊島区東池袋・サンシャインシティ内のワールドインポートマートにある水族館。1978年10月開館。株式会社サンシャインエンタプライズが運営している。旧称はサンシャイン国際水族館。全館リニューアルのため2010年9月1日より1年間休業し、2011年8月4日にリニューアルオープンした。
| TEL | 03-3989-3466 |
| 住所 | 〒170-0013 東京都豊島区東池袋3丁目3-1 ワールドインポートマートビル |
| URL | http://www.sunshinecity.co.jp/aquarium/ |
| 入場料 | 大人(高校生以上) 2,600~3,200円 小人(小中学生) 1,300円 幼児(4歳以上) 800円 |
| 開園時間 | 通常期: 10時00分~18時00分 ※時期により変動します |
| アクセス | 池袋駅より徒歩15分、サンシャインシティ内 |
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