レジャーは大江戸に任せろ?!@ニューレオマワールド
NO.471
ニューレオマワールド
日時 2020年11月 5日
四国地方で唯一と言っていいテーマパーク「ニューレオマワールド」に来ました。年間来場者数はここ数年は60万人規模で推移している施設です。レオマという名称の由来がなかなか笑えます。
現在はホテルは大江戸温泉グループが経営しており「レジャーは大江戸に任せろ」でレオマということになるようです。
立地ですが、香川県の琴平、丸亀、坂出などのJRの駅からバスが出ていますが、近いといえるような距離ではありませんので、今回はオフィシャルホテルに前泊しての利用です。
この時期、レオマワールドはイルミネーションでの集客を行っていて、営業時間は10時~21時までの長丁場です。
ホテル到着と同時に夜の状況を見て、翌日に昼間の状況を見るといういつもの強行スケジュールでの滞在です。
ホテルから園内に向かうシャトルバスですが、窓のないクラッシックなバスです。今日はちょっと寒いのですがじっと我慢して園内へ向かいます。バスはバックヤードを抜けて、園内のバス停留所までを巡回しています。乗車時間は10分程度。
パレードの開始地点がバス停留所です。歩いてこのルートで入ることはできません。
歩いて行く場合にはホテルから案内に従って進むと、ホテルゲスト用の改札に出てきますので、こちらを使います。園内のインフォメーションでは「小屋」と案内されたのですが、どうして立派な建物です。バスなどの公共交通機関を利用してもホテル側に到着するようなので、自家用車以外のゲストは"小屋"から入園するようです。
パークだけを楽しむ人は、駐車場に車を置いてから、エスカレーターで丘の上に上がり、ここで検温です。
その後、チケットを購入して、改札に進みます。
チケット売り場の列にはソーシャルディスタンスを維持するためのフットサインもあります。
改札はブースがあるだけのシンプルなもので、人数計測装置の類は見当たりませんね。今日は修学旅行団体が多く、平日ですが園内はかなり賑やかです。
改札を抜けた先には、この時期ならではの手指消毒用のアルコールが設置されております。一日に利用する量が多い施設では電解水などを使うところも多いのですが、この施設はちゃんとしたアルコールでした。
改札を抜けたところにあるキャラクターのフォトスポットを抜けると、橋を渡ります。この先が物販、飲食店舗などが入っているアーケード「ウエルカムプラザ」です。
ウエルカムプラザという名前の通り施設のほぼ中央にあり、ここから園内四方に進めるように通路が設置されています。中心がこんな施設になっているというタイプは日本では珍しいですね。
中央にはイルミネーションの案内と「不思議の国のアリス」をモチーフにしたようなエキセントリックなオブジェがあります。夜になるとライトアップされます。
ここから延びる通路に共通しているのが橋でつながれていること。レオマワールドは園内が運河・・・というか堀?で区画が分かれているようです。
それぞれの端は夜になるとライトアップされるのですが、白が基調のものが多いので昼間はちょっと汚れが目立つのが残念なところです。
入口からウエルカムプラザを見て右半分は「レオマウォーターランド」と呼ばれるプールのエリアです。現在は当然運営されていませんので静かなエリアですが、夜遠目から見るとイルミネーションが華やかになっているエリアです。
夜は遊覧船で水辺から見ることもできます。
綺麗ついで言えば、ウエルカムプラザの2階に「イルミ絶景ビュースポット」と書かれている案内がありましたので、ここから見るとこんな感じです。
イルミネーションが映えるところでいうと、パレードルートはフォトスポットがたくさんあります。
アトラクションもイルミネーションの装飾が凝っていて夜は映えます。
イルミネーションといえばクリスマスがセットのようにも感じるのですが、当然クリスマスツリーも用意されています。
近くで写真を撮ろうとするとライトアップの囲いがちょっと邪魔になるのが残念です。ここは離れて撮るか、下から上向きにカメラを構えるかして撮るのが良いようです。
夜のイルミネーションは西日本ではベスト3位以内にランクインしている施設ですが、写真を撮るときは遠目にイルミネーションが入るように撮る方がお勧めです。
続いて、アトラクションです。ライドは特に凝ったオリジナルのものは少なくて既製品が多いのが特徴です。この辺はテーマパークというより遊園地の感覚です。機種によってはちょっとくたびれた印象を受けるものもありますが、いわゆる必須アイテムと言われるようなものは全て揃っています。
コロナ対策のためでしょうか?残念ながらインドアのアトラクションは休止中でした。
レオマワールドのオリジナルアトラクションというと「ごっこタウン」に「ペディドライブ」といった子供向けのアトラクションが割合有名です。
今日は修学旅行団体はいるのですが、これらの対象になるような小さい子供たちが見当たらず、どんな感じなのかは見ることができませんでした・・・。
レオマワールドは何気にキャラクターがたくさんいます。そのせいでしょうか?敷地の割にシアターがたくさんあります。
今日は全て利用されていませんでしたが・・・。
飲食店舗はウエルカムプラザ内と園内に二か所のエリアに配置されています。せっかく水辺があるのですが、水辺に面しているのが1カ所だけというのはちょっと寂しい感じがします。
ウエルカムプラザ内はテナントでしょうか?ラーメン店とファーストフード系の店舗が入っています。しっかり食べるなら園内のレストランが良さそうです。価格帯は1000円~1500円程度ですが・・・。
物販店はウエルカムプラザ内が中心のようです。行きも帰りも必ず通る場所なので、王道の立地と言えるのではないでしょうか?
商品は菓子類、玩具、アクセサリーなど色々あります。
県内の銘品の扱いもちゃんとあります。
なぜかレオマワールドは「飴玉」を強く推しています。同形異色の熊にも名前が付いています。
キャラクターを使った商品もあります。
ウエルカムプラザは2層構造なのですが、2階は空きテナント状態です。かつては店舗があったようですが、やはり2階で利用率を上げるのは難しかったようです。
レオマワールドは開園以来、紆余曲折があったそうですが、四国内のテーマパークとしてはここ数年は60万人台の集客数で安定しています。
初期の計画でオーバースペックであったものが空き状態になっているのはちょっと残念ですが、イルミネーションなど閑散期集客もしっかりしている施設でした。
GOTOトラベルの影響でしょうか?ホテルの宿泊客は年齢層が高い人を多く見ましたが、遊園地で遊ぶのはちょっと…という方用の植物などの鑑賞施設「オリエンタルトリップ」という施設もあります。今回は時間の関係でじっくり見れませんでしたが、夜はライトアップに加えてプロジェクションマッピングも実施しています。
プロジェクションマッピングはこんな感じでした。
レジャーは大江戸に任せている?ニューレオマワールド。意外と侮れない施設でした。次回はもっと時間をかけて回ってみたいと思います。
最後に始めて来た施設恒例のトイレチェック。
コロナ対策で色々使えないものもありますが、きれいに清掃されています。ウォッシュレットはありがたいです。
ニューレオマワールド(NEW REOMA WORLD)は、香川県丸亀市綾歌町にあるテーマパークである。かつてはレオマワールドの名称で運営されていた。2004年(平成16年)4月11日に現在の名前でリニューアル開園。2010年7月17日二度目の再開園。
TEL |
0877-86-1071 |
住所 |
〒761-2493 香川県丸亀市綾歌町栗熊西字畦田40-1 |
URL |
https://www.newreomaworld.com/ |
入場料 |
入場料 大人(中学生以上)1700円、小人(3歳~小学生)1200円 フリーパス 大人(中学生以上)4000円、小人(3歳~小学生)3500円 団体、時間帯割引、ハンディキャップ割引などあり。詳細はこちら |
開園時間 |
10:00~17:00 (時期により変動あり) |
アクセス |
詳細はこちら |
地図(GoogleMAP)
天気予報(ハリテンより)
視察履歴
- 2020/11/04,05
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