嵯峨野トロッコ列車に乗る@嵯峨野観光鉄道

新しい生活様式でのレジャー施設

NO.488


嵯峨野トロッコ列車

嵯峨野トロッコ列車


日時 2020年12月12日


コロナ禍になって最も大きな打撃を受けているのはインバウンド需要に頼っていた業種だと思います。入国できない状態になってしまってはどんなに施策を講じても効果が得られません。

そんな状況になっているところの一つに京都の嵯峨野や嵐山地域があげられるでしょう。幸いGOTOトラベルの恩恵もあり多少は回復してきているようですが、それでも最盛期に戻るには時間がかかりそうです。

1年前に利用したときには、利用者のほとんどがインバウンド(アジア系)だった嵯峨野トロッコ列車に再び乗ることにしました。以前は切符を確保するのも大変でしたが、今回は前日申し込みでも無事に確保できました。

出発地はJR嵯峨嵐山駅の隣にあるトロッコ嵯峨駅。線路は同じ敷地を使っていますが駅舎は別物です。


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駅の入口は小さ目ですが、内部は吹き抜けでシャンデリアなどもあってかなり豪華な作りです。


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単に駅というだけではなくて、ある程度滞留できるための機能がいろいろあります。まずはカフェ「SLロマンカフェ」。こちらはカフェですが、店内にSL(本物やカットモデル)などが展示されています。運転席に乗ることもできる本格派です。

ソーシャルディスタンスを確保されたテーブルでくつろぐことができます。


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SLの展示はカフェの奥側ですが、SL以外にも「人車」などの展示もあります。


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続いて、物販店舗。1年前は中国系の人達が我先にと買いあさっていた店舗は今は静かです。抹茶を使った商品が割合多いのが印象です。この辺りはインバウンドの嗜好を取り入れたままのようです。


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この店舗の奥にもう一つ店舗があります。まず見えるのがフォトスポット。最近全国あちこちで”鉄道娘”というキャラクターを見ますがここも多分に漏れずでした。


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こちらの店舗は物販でも食べられないもの系のお土産。文具やアパレルなどもあります。さらに奥にはジオラマ館もあります。マニア向け・・・しかし、インバウンドの皆さんはジオラマ大好きな人が多く、以前はすごく賑わっていた印象があります。


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そんな店舗を回っていると乗車の時刻です。改札は至ってシンプルなもので自動改札などはありません。利用定員もそれほど多くないのでこんな作りで十分です。


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トロッコ列車といっても全車両というわけではなく、5両あるうちの1両がトロッコ列車。その名も「リッチ」。他は窓付きの通常車両です。こっちがリッチ(トロッコ車両)


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こちらは通常車両。どちらも椅子は木製です。テーブルなどの設備はなく、前後左右の間隔もそれほど広くありません。前にカップルとかがいるとかなり恥ずかしいです。


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出発時間になるとトロッコ車両の後ろに控える機関車のエンジン音が大きくなりゆっくり動き出します。

駅員さんも総出で見送ってくれます。飛行機の離陸前みたいな感じです。


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暖かい見送りとは対照的にこの後は吹きさらしのトロッコ車両はなかなか寒いです。前日の大阪は結構暑かったのですが京都の冬をなめてはいけません。

トロッコ車両を運行しているのは嵯峨野観光鉄道という会社。この路線は昔(明治から大正期)の山陰本線の線路を利用しています。嵯峨野から亀岡まで保津川に沿って走っていきます。

前半は進行方向左側に保津川が見えます。


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若干紅葉も残っているのですが、ピークは過ぎてしまっているようです。

トロッコ車両ですが、屋根、壁、床と全方向から風が入ってきます。今日は薄日が差す程度の天気なので、風は痛いくらい冷たいです。


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最初の駅はトロッコ嵐山駅。ここまでは現在の山陰本線の線路を利用して移動します。亀岡から嵯峨野に向かう上り列車ではこの駅で降りて嵐山観光に行く人もあり、ちょっと停車時間を取ってくれます。終点まで行く人もちょっと駅に降りても大丈夫です。


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ここを過ぎると、橋の中央でいったん停車してくれます。保津川の真上で、上下左右から冷たい風のサービスです。鉄橋を遠くから見ると映えるんでしょうけど、車両の中からだと鉄橋の大きさだけが感じられますね。


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走行中は車掌さんのガイドが続きます。何カ所か現在の山陰本線と交差するところもあったりします。トロッコ列車の専用駅「トロッコ保津峡」駅ではちょっと停車。この駅を境に進行方向の右側が保津川の流域となります。右側に保津川が続く時間が若干長いので座るなら進行方向右側がお勧めです。


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保津峡駅の進行方向右側には狸の置物が鎮座しています。クリスマスだからでしょうか?サンタ帽をかぶっています。この時期ならではの光景だそうです。

この駅から道路に出るには保津川を渡る橋を超えていきます。


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保津峡駅を出発すると右側に保津川と急斜面の山を見ながら進みます。


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しばらくすると現在のJR山陰本線の保津峡駅が見えてきます。

日本で唯一の川にかかった橋の上にある駅だそうです。


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保津峡といえば、保津峡下りという川下りが有名です。出発駅のトロッコ嵯峨駅でも申し込みができるようですが、今日は全て完売とのことでした。

うまくすると保津峡下りをしている人達を見つけることができます。見知らぬ人同士がお互い手を振るのは微笑ましい光景です。


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トロッコ保津峡駅を出発後は、終点のトロッコ亀岡駅までは駅はありません。保津川流域で最も大きな自然石などを見ながら進みます。


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かつての台風により山肌が剥ぎ取られているところなどもあります。この時は嵯峨野観光鉄道も存亡の危機だったそうです。


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紅葉、鉄橋、保津川下り、自然石、自然災害の痕跡などいろいろな表情を見せてくれる保津川をひた走り、30分弱で終点のトロッコ亀岡駅に到着します。


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隣にはJR山陰本線の線路も見えます。JRで帰りたい人はここから10分ほど歩いた先にある「馬堀駅」からJRに乗ることができます。馬堀駅から嵯峨嵐山は電車で10分弱です。

半数くらいの人が下車しますが、残りの人は再びここからトロッコ嵯峨駅を目指します。行きと帰りで座席の場所を変えると全部の景色が楽しめます。

行きはトロッコ帰りは保津峡下りというのがベストな選択でしょうが、今回は再びトロッコ列車で戻ります。


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トロッコ嵯峨駅から徒歩5分くらいで嵐山電鉄の嵯峨駅に行くことができます。ここから一駅。もしくは歩いても10分くらいで嵐山地区に行くことができます。


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嵐山の周辺はお土産店も並んでいますが、以前のような激しい混雑ではありませんでした。


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ここまで来たら有名な「渡月橋」も見ておきます。

トロッコで見てきたのが保津川ですが、本名は「桂川」なんだそうで、この渡月橋を超える先は「大堰川」となるそうです。

トロッコ列車で見てきた保津川の最後を見る意味でもここもセットで見ておいた方が良いようです。


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さらに嵐山電鉄の「嵐山駅」。駅の中で色々と催しを開催しています。

駅構内全域を使って着物を竹林に見立てての「京友禅の光林(着物フォレスト)」。こちら女性に大人気です。


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太秦映画村の新アトラクション「エヴァンゲリオン京都基地」の出張カフェもあります。


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嵐山電鉄の車両も色々なタイアップをしているようです。


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トロッコにプラスして色々楽しめる嵯峨野嵐山一帯でした。


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