閑散期なれど、歩かされること半端なし@北京杯球影城
NO.546
北京杯球影城
ユニバーサルスタジオ北京
日時 2025年 3月20日
昨年の8月に北京に行って以来活動が止まっておりました・・。今回は北京でスピーチを行う機会をもらったので、この機会にとばかりにユニバーサルスタジオ北京(USBR)まで向かいます。
前回泊まったホテルと同じところを予約してもらったので、多少は知恵がつきました。帰りの場所を確認している間にバスが動き出して焦りましたが、なんと、運転手さんのサービスで歩く距離がだいぶ減りました。
降りたのが駐車場の入口前の交差点。バスからはあまり感じませんでしたが、横断歩道が長い・・・。
前回も通った、ドーム型の荷物検査場所。前回と比べるとだいぶ人が少ないので今日は意外に空いているのでしょうか?
人の少なさは「CITY WALK」を歩いても感じます。そして、園内で身につけるグッズの販売ワゴンもまだ準備中。USBRはカチューシャなどは園外でオフィシャルショップが販売しています。日本だと入園後なんですが・・・これもお国柄でしょうか?
流石にお馴染みのウニバーサル地球儀の周りは人だかりができています。半数以上の人がハリポタ服を着ているんですが・・・撮影後はみんな上着を着込みます。今日はとても天気が良いのでこのあたりで撮影すると映えますね。
そして地球儀の先の入口前に向かいます。前回と比べると圧倒的に人が少ないです。日本はこの時期が年間での再繁忙時期ですが、中国は春休みというものがないそうで、ガチな閑散時期なんだそうです。
閑散時期なので入場待機場所も思いの外、前の方です。今日の開園予定時刻は9時30分です。ホテル客など”アーリーパークイン”が8時15分頃から始まりました。USJの感覚だと、ここから30分後・・・と思ったのですが、結局定刻の9時30分までスタンバイは開かず・・・。
開演時間の近くになると、待機列はかなり伸びているようです。そしていよいよ開園。USBRにはチケットというものがありません。中国人は身分証、外国人はパスポートが入場券になります。つまりパスポートの読み取り機が改札にあるのです・・・。日本的に考えると個人情報ダダ漏れ・・・なんですが、ここはお国柄です。郷に従いましょう。お陰で入場はスムーズですぐに入れます。
ただ、この方式で入場した後に、アプリとどうやって紐づけるのか?はわかりませんでした。
開園の様子はこんな感じです。USJも最初はこんな感じだった気がするんですが・・・。
さて、入場したゲストはというと、一目散に皆さん同じ方向を目指します。USBRで最も人気なのは、何と言ってもハリー・ポッター。ということで人の流れに任せていると自然にハリー・ポッターのエリアに到着します。
日本と違うのは歩く距離・・・。USJの感覚でいると息切れしますね。
いよいよアトラクションに到着すると、待ち時間は25分。スタッフさんが総出で列へ誘導中。最近の中国のテーマパークはアトラクションエリア外にも気を使うようになりましたね。
列に並ぶとここからが大変です。日本のようにロープで区切られていないので、とにかく歩かされます。横割りされないように列が1列なので、25分といえども日本だと60分くらいの長さを歩かされます。
もう一つの注意は、ロッカーの使い方です。顔認証登録後にロッカーが空きますので荷物を入れて閉める。そして利用後は入れた側の反対側の扉から取り出します。乗車後に利用したロッカーが見つからなくて苦戦しました・・・。
アトラクション自体は日本と同じです。今日は朝イチなので列内に変なペットボトルなどは見当たりませんでした・・・。
乗り終わって待ち時間を確認すると50分と倍になっていました(その後は最大で60分くらいまで伸びました)。御城の前での撮影などは後にして、まずは朝イチで乗ってしまうのが良いようです。
続いて、USJにもあるミニオンハチャメチャライド。USBRでは「怪盗グルーのミニオン大騒ぎ」という意味合いの名称になっているようです。
USJと違うのが、日本のように前のアトラクション(バック・トゥ・ザ・フューチャー)の改良ではなくて、最初からこのコンテンツ用に作られている点です。USJは個別にライドに乗り込みますが、こちらは大型のシアター内で16人ずつ別れて座席に座るという作りです。
ストーリー自体は日本と同じです。意外に安全バーがゆったりなので、揺れるときは体をしっかり支えましょう。
ミニオンのエリアにあるもう一つの目玉アトラクション?(と自分が勝手に思っている)が「SING ON TOUR」こちらは日本と同じ表記です。
USJと違う点は・・・
中での撮影が仕放題・・・ということでしょうかね?流石に映像で全部取るのはちょっと気が引けてしまいましたが、中国の運営方式に感謝したいところです。
続いて前回見ていなかったところをもう一つ。カンフーパンダのアトラクション「Journey Of The Dragon
Warrior」。このアトラクションは室内にあり、ユニバーサルスタジオのアトラクションとしては珍しい水流ライド方式です。
まずは、中華街の門のような入口を抜けて先に進みます。待ち時間は10分とあります。中は例によって長い待機列が続きます。途中で結構な階段を登らされます。待ち時間は10分ですが、乗るまでにひたすら歩かされるのでUSBRは結構疲れます。
階段の先は、ライドの乗り場。一度に左右の乗り場に最大4台乗り付けられますので、処理能力はかなり高いアトラクションですね。
言葉が中国語で、全部はわからなかっったのですが、修行して、実践するというアクション映画の王道の話です。
一応、前回乗れなかったものを中心にここまで見てきました。
続いて、ちょっと見ながら消化不良だったパレード。今日はゲスト数も少ないようなのでいい場所で見ることができました。USJはパレードの最後はマリオですが、USBRはカンフー・パンダです。やっぱり人気があります。
そして飲食。今日は北京在住の知り合いが来てくれてお昼に合流。ハリー・ポッターのレストランに来ました。他の飲食店舗はみんな空いているんですが、ここだけは食事するために60分待ちという大混雑。
レジの数も日本より多いのですが、とにかく来る人の数が違います・・・。結局屋外で食べることになりました。
日本では一人が多いので絶対に頼まないような料理を頼んでもらって感謝です。しかし・・・風に飛ばされることが数回。食べ物の皿を抑えながらの食事でした(笑)
ちょっと残念だったのが、ウォーターワールド。以前よりも火薬の量が激減してしまったようで・・・最後の脱出シーンは水煙だけ・・・何が起こった??
日本にはないものは?と思って探してみると、USJにはないコンテンツ「変形金剛(トランスフォーマー)」に、ポップコーンのバケットが売られています。USBRで見かけた唯一のキャラクターバケットですが、日本円で4300円くらい。北京では外に並べています。
そして、最近中国産で侮れなくなってきたのが、スイーツ系。以前は見た目最悪、味は甘すぎ・・・というものが多かったのですが、最近は日本のスイーツと遜色のないものも多くなってきました。日本円で一つ700円くらいですが、パーク内の価格としては日本と大差ないです。
一方で相変わらず・・・という感じがするものもあります。カチューシャのワゴンですが、写真の男性は自分より背が高い方ですが、その方でも手の届かない場所にカチューシャがあったりします。どうやって取る??
そして今週末からは「Spring Curnival」が始まるらしく、催事なども一新されるようです。その意味では残念なタイミングで来てしまいました。
今日は閑散日ということもあり、閉園時間も以前よりも早くて19時30分。ホテルからのシャトルバスの到着が19時40分なので18時30分頃に退園となりました。
日暮れ時のUSBRはきれいですね。
パークの営業時間が短い割には、足が諤々になるほど歩かされましたが、今日はこのあたりで退園します。
そして、リゾートの出口で写真を取ろうと思ったら、ポップコーンワゴンに取られていました(泣)
2021年9月20日に中国北京市に開業した世界で7番目のユニバーサルスタジオ。アジアのユニバーサルスタジオとしては初めてのホテル併設のリゾート型のユニバーサル・テーマパーク。敷地はオーランドのユニバーサルリゾートよりも広い400ヘクタール。リゾート名はユニバーサル・北京・リゾート(UBR)。北京の気候を配慮してアトラクションの総面積の65%が屋内もしくは屋根付きという構造。パーク面積は120万平方メートルとUSJの2倍強の広さを持っている。
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