35周年ですが平常心な水族館

NO.547


海遊館

海遊館


日時 2025年 3月22日


北京から帰国しました。関西国際空港に到着したのが夜の8時過ぎで、ホテルにチェックインしたのが10時過ぎ。もはやどこにも行けないので、コンビニ弁当を食べながらテレビを付けるとCMで「海遊館が35周年」と流れていました。

3月のUSJの週末混雑に巻き込まれるよりは、有意義な一日が過ごせそうなので、予定を変更して翌日海遊館に向かいます。


海遊館海遊館


まずは地下鉄で大阪港駅に移動。この先終点まで行くと大阪万博会場の夢洲駅。4月以降は混みそうですが、今日はゆったり座れる社内です。

大阪港駅からは徒歩で5分くらい。大阪の街中が大阪万博の宣伝をしているのか?と思うくらいに万博の告知が目に入るのですが、このあたりは万博色があまり感じられません。


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そして、ハーバープレイスに到着。ハーバープレイスは開業35周年で、海遊館も同時オープンで35周年。中央のオブジェにはジンベイザメの雄姿が付いています。

そして時刻はまだ開園の30分ほど前・・・。コーヒーでも飲むか?とあたりを見渡すと・・・自販機もない・・・。


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開演時間の10分くらい前に放送が流れて、チケットの販売が始まりました。混雑時は入場制限が起こるところですが、朝イチは大丈夫のようです。


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そして、以前来たときと最大の違い・・・料金が値上げされていました。ついに水族館も大人3000円台の時代になりました。


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改札はチケットに付いているQRコードを読み取ってもらいます。15分毎の時間指定があるので遅刻しないように気をつけましょう。その後は階段を登るとジンベイザメのフォトスポットを通過して入口です。


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館内に入ると、かつてはガラスパネルがあったところが順路の説明に変わってました。


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続いて最初の展示エリア「アクアゲート」。すでに開園と同時に入った人でやや混み状態。トンネル内で記念撮影している人がたくさんいます。今日は朝からこの状態ですからこの先どれだけ混雑するのやら・・・。


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エスカレーターで最上階に登って最初のエリアが「日本の森」。カワウソがいるはずなのですが・・・姿は見えず。

夫婦仲の模範と言われる「オシドリ」は水槽端まで来てくれたのが救いです。


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続いて、「アリューシャン列島」のエリア。こちらでは、エトピリカが食事中です。食べているのはイワシでしょうかね?



その場で食べるもの、取られないように離れてから食べるもの・・・。個性がありますね。


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続いてきたのが「パナマ湾」。ここではアカハナグマがお出迎え。朝イチは動物が愛想いいですね。


海遊館海遊館海遊館


続いて「エクアドルの熱帯雨林」。こちらでは”オオヨコクビガメ”という亀が見れたらラッキーだそうです。朝イチの恩恵か?かなり見学エリア側に出てきてくれました。

そして、水槽の清掃。ワイパーで丁寧に汚れを取っています。魚を避けながらの作業なので大変そうです。



続いて人気のエリア「南極大陸」。ここにはペンギンがたくさんいますので、すでに人だかりができています。スタッフさんがペンギンの落としたものを手作業で清掃中。これまた根気のいる作業で大変そうです。



続いて「モンタレー湾」。こちらではオットセイとアザラシが猛スピードで回遊中。写真はとても追いつかないので、動画でお楽しみください


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そして、前回来たときには改装中だった「グレートバリアリーフ」。今回新装されました。6つのシーンに別れて見れるそうです。最初に見えるのは”生物の多様性”


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海面に近い高さからサンゴなどを見ることができます。


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グレートバリアリーフの最初のシーンを見た後から、「海の中へ」ということで、最初は日本の瀬戸内海の海の中。最近は盛んが減っているという話も聞きますが、水族館はそういう心配はありません。


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そして、海遊館のメイン水槽「太平洋」。この水槽はこの先ずっと見れるので立ち止まらないようにとの案内もあります。



この水槽は何と言ってもジンベイザメ。オスの名前は”カイ”。メスは”ユウ”と言うそうです。近くまで来てくれるので迫力ありますね。



そして、なんといっても盛り上がるのが食事の時間。水上から餌を上げているので上のフロアの方がよく見えます。水ごと丸呑みするシーンは迫力ありますね。


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今しか会えないと言う触れ込みの「特設水槽」。今日居たのはアオリイカとミズダコ・・・。ちょっと寂しい。昔この水槽に居たマンボウは太平洋水槽の中で元気に泳いでいます。


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太平洋水槽沿いに順路を進むと、いくつかの展示エリアが続きます。こちらは小さな水槽に可愛い魚がたくさんいる「ぎゅぎゅっとキュート」。


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お子さんも見やすいように水槽の高さが低いので、撮影はちょっと苦労します。


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ちょっと暗いエリアは「日本海溝」。おなじみのタカアシガニなどがいます。今日はよく動いています。足がもつれて喧嘩するなど元気でした。

太平洋の周辺の展示から離れて、エスカレーターで一層下に向かうと、海月銀河のエリア。ここはクラゲーのゾーンです。


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海遊館のクラゲ水槽は円形で他の施設と比べると小ぶりです。


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海月銀河の先は海遊館の調査結果の展示エリア「北極圏」


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こうした調査報告のエリアは、採取したものや苦労話などが多めになりがちですが、海遊館の展示は調査に行った人の姿があちこちあって楽しそうに見えます。


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エスカレータで一層登ります。北極圏のエリアはまだ続きます。



最初はアザラシのエリア。ちょうど食事時間の最中でした。一芸をしないと食べさせてもらえない・・・なかなか厳しいです。


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そして最後はペンギンのエリア。こちらはペアリングが始まっているのでしょうか?ツガイになっているペンギンがちらほら見えます。

常設の展示エリアはここまで、最後は企画展示エリアがあります。


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今回の企画展示は「いのちぐるぐるサンゴ展」となっていました。


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グレートバリアリーフのエリアが改装されたこともつながっているのでしょうか?サンゴを触れたりするのはなかなか体験できません。


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そして最後はアンケートのコーナー。昔は紙製で書いて投函でしたが、最近はオンラインでできるようになりました。時代の流れですねぇ・・・。


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そしていよいよ出口。再入園したい人はスタンプを押してもらえます。この対応は昔から変わりませんね。


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物販店舗は従来通りの2箇所。35周年を全面に出した商品などは特に見当たらず・・・。いつもどおりの商品が並んでいます。


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今回は飲食店舗「CAFE ROF」に寄ってみました。朝イチで入館するとジンベイザメの餌の時間までちょっと間が空くので、ここでお茶するのも一つの作戦です。


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せっかくなのでラテとチンアナゴドッグを頼んでみました。チンアナゴと言う名前ですが・・・長さ30センチ以上・・・という大きさ。お陰で夕方までお腹いっぱいになりました。


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建物の外には海遊館のフォトスポットがあって、国内外問わず大人気です。最近は自撮りすることが増えているそうですが、ここでは順番に、次の方に撮ってもらってを繰り返しています。


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時刻は開館から2時間ちょっと・・・外はいつも間にか大混雑になっていました。

水族館を開園時間から来たことは今までなかったような気もしますが、動物が意外に元気なのは朝イチのようです。勉強になりました。

35周年を煽ってくるようなエリアは特になく、商品や飲食も通常通りですが、やはり国内有数の集客力を誇る海遊館はいつもどおりの混雑でした。


視察記録


海遊館(Osaka Aquarium KAIYUKAN)は、大阪府大阪市港区海岸通1丁目にある水族館。「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」と「リング・オブ・ライフ(環太平洋生命帯)」をコンセプトにしている。巨大水槽で環太平洋の海を再現し、従来の水族館の印象を劇的に変えた施設である。施設の保有・運営は「株式会社 海遊館」が、隣接する商業施設「天保山マーケットプレース」や「天保山大観覧車」とともに行っている。2013年現在、年間来場者数、延床面積、屋内水槽の規模が日本で3位以内に入るとともに、屋内水槽の規模に関しては世界でも上位五指に入るほどの世界最大級の水族館である。
TEL 06-6576-5501
住所 〒552-0022 大阪府大阪市港区海岸通1丁目1−10
URL http://www.kaiyukan.com/
料金 大人(高校生以上) 3,200円
小人(小中学生) 1,650円
幼児(4歳以上) 800円
営業時間 09時00分~20時00分(時期により変動します)
アクセス 大阪市営地下鉄 大阪港駅 1番出口より徒歩5分

地図(GoogleMAP)

天気予報(ハリテンより)

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