国内2位の水族館は見どころ満載@海遊館
NO.439
海遊館
日時 2019年 8月 9日 & 2019年 9月9日
今年の夏は水族館によく行くのですが、今回の水族館はショーがないタイプ。日本の水族館では少数派です。しかし集客数は2018年のデータでは全国2位の268万人。
大阪の天保山にある海遊館に来ました。以前もそうでしたがこの辺りはインバウンド観光客の比率が非常に高いです。さすがに夏休みなので日本人もそこそこいますが・・・。
あと、海遊館のある天保山とUSJは船を利用すると30分もかかりません。片道700円と電車で回るより割高ですが、駅から歩く手間がないので便利です。
チケット売り場の前にはこの時期のイベントごとの案内。よく見るとインバウンド対応なのでしょうか?英語表記などが混じっています。この日は日本人と外国人が6:4くらいでしょうか?他の水族館と比べると比率が高いです。
開札を抜けて、階段で一層上がると、おなじみのジンベイザメのオブジェが登場し入口です。
屋内に入ると、海遊館の展示のコンセプトがわかる案内があります。海遊と回遊がかけてあるようで、環太平洋の火山帯に沿って展示エリアが設定されています。
他の施設と違うのは、深海とか珊瑚の海などという区分ではなくて、世界の地名がエリア区分に使われているところです。
先に進むとサービスカウンター。館内の案内やレンタル機器の貸し出しなどはここで行います。スマホではなく任天堂DSを利用したアプリもあります。
次のエリアはチューブトンネル。この施設はいきなりチューブが来ます。目立って人気のある魚はいませんが、まずは青い海の底が体験できます。
トンネルを抜けて、フォトサービスエリアを通過するとエスカレーターで一気に8階まで登ります。上から下に下りながら展示を見ていくというのが海遊館のスタイルです。
フォトサービスは中国系の観光客には大人気です。
エスカレーターを降りて最初のエリアは「日本の森」。回遊は日本からスタートします。
コツメカワウソ、川の魚、オオサンショウウオなどがいます。コツメカワウソはなかなか姿を見せないのですがこの日は二匹でじゃれ合う姿を見せてくれました。
一層下がると、この水槽を下から見える場所になり、コツメカワウソの水槽ではカルガモを見ることができます。
日本を離れて最初の場所は「アリューシャン列島」。北上します。このエリアで人気なのが愛想の良い“エトピリカ”。水槽の魚よりも水面を泳ぐエトピリカが人気です。
続いて北米大陸の「モンタレー湾」。アザラシなどがいますがこのフロアだと水面なので潜ったアザラシは見れません。これに変わりアナグマの餌やりタイムでしたので、普段は奥に隠れているアナグマを近くで見ることができました。
続いて一気に南米に行き「エクアドル熱帯雨林」。魚よりも人気があるのはイグアナ。じっとしていますので写真を撮りやすいのも人気の一端でしょうか。
人気の動物カピバラもいるのですが、奥に隠れて出てきてくれませんでした・・・。
ほぼほぼアマゾンという感じのエリアのようで、大型の川魚系が色々います。アマゾンの川魚といえばピラニアが有名ですがもちろん見れます。ただ動きが活発でなかなか写真に納まってくれません。。。
続いて一気に「南極大陸」。こちらのゾーンはペンギンが大人気。数も多くいろんな表情を見せるので楽しめます。
続いてニュージーランドの「タスマン海」。カラフルな魚が見えますが水面なのであまり人気がありません。階を下がるにつれて見やすくなります。
再び帰国して「瀬戸内海」のゾーン。おいしそうな魚がたくさん泳いでいます。人気なのがおでこが特徴的な「コブダイ」。
これまでは建物の端側が展示エリアで内容も海岸線を中心にした場所でしたが、この先は建物の中心に大きな水槽が見えてきます。このエリアが「太平洋」。大きな魚がわんさかいます。
先ほどまで見てきた環太平洋の展示はまだ続くのでこの先は通路の両側に観覧スポットが出てきます。一層下がったアリューシャン列島では白いウツボが元気に泳いでいました。ウツボが泳いでいるところは初めて見たような気がします。
元気に泳ぐといえば、アザラシやオットセイ、イカなども見ることができました。
太平洋大水槽はいろんな魚が見れますが、水槽に寄ってきてくれるのはそうたくさんはいないので、じっくり待って撮影するのが肝要です。
太平洋水槽の隣にあるマンボウのエリアも人気です。割合水槽の近くに寄ってきてくれるのでありがたいです。
近くで魚のアップを撮りたい人は水槽の底部がお薦めです。割合水槽の近くまで寄ってきてくれます。
そして海遊館の一番人気“ジンベイザメ”。こちら二頭いるので並んで泳いでいるシーンを撮りたかったのですが・・・。ジンベイザメはあまり下には行かないので上側が良いようです。たまに水槽近くに来るとカメラに納まりきれません。。。
水槽が大きいので奥にいる魚はきれいに撮るのが難しいです。水槽の縁によってくる魚を狙うのがうまく撮るコツのようです。
太平洋水槽の最下部の横にあるのが「ウミガメ」のエリア。カメは鈍いという印象がありますがウミガメはかなり俊敏です。
大きな水槽の後は小さな水槽「ぎゅぎゅっとキュート」。ここのエリアは大人気です。チンアナゴが目線を送ってくれたのが嬉しいです。
続いているのが「深海の世界」。通路が狭いので見学は譲り合って行きましょう。
エスカレータで一層下ると地下のエリア。ここはクラゲのエリアです。
暗闇とピンスポット。クラゲのエリアはなぜこんな感じになる場合が多いのでしょうか・・・?
暗闇のクラゲは撮影が難しいです。
次のエリアは「北極圏」。海遊館の調査チームの研究成果の展示のようです。
明るい地上のエリアに出てきました。この後はペンギンやアザラシを近くで見れるコーナーやタッチプールなどがあるエリアです。
タッチプールの利用についてはかなり念入りな説明があります。
最後が「海に住んでる夢を見た」というエリア。生態環境の悪化について考える展示エリアです。
各水槽の上に説明文があります。これを読んで生態について考えるということでしょうか?謎かけのような文章もあるのでじっくり考えてから見るようにしましょう。
以上で展示エリアは終了。出口の改札を抜けると一層エスカレータで下がってショップです。ショップは無料ゾーンなので入場料がなくても利用できます。
どれも結構な値段です。
ネットで最近話題になっているお土産がこれ。1つ2600円・・・。
海遊館(Osaka Aquarium KAIYUKAN)は、大阪府大阪市港区海岸通1丁目にある水族館。「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」と「リング・オブ・ライフ(環太平洋生命帯)」をコンセプトにしている。巨大水槽で環太平洋の海を再現し、従来の水族館の印象を劇的に変えた施設である。施設の保有・運営は「株式会社 海遊館」が、隣接する商業施設「天保山マーケットプレース」や「天保山大観覧車」とともに行っている。2013年現在、年間来場者数、延床面積、屋内水槽の規模が日本で3位以内に入るとともに、屋内水槽の規模に関しては世界でも上位五指に入るほどの世界最大級の水族館である。
TEL | 06-6576-5501 |
住所 | 〒552-0022 大阪府大阪市港区海岸通1丁目1−10 |
URL | http://www.kaiyukan.com/ |
料金 | 大人(高校生以上) 2,700円 小人(小中学生) 1,400円 幼児(4歳以上) 700円 |
営業時間 | 09時00分~20時00分(時期により変動します) |
アクセス | 大阪市営地下鉄 大阪港駅 1番出口より徒歩5分 |
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