絶叫マシンバイキングで感じた「能」と「狂言」の違い!?
NO.519
ナガシマスパーランド
日時 2023年12月19日
今日は大阪から名古屋に移動します。主目的は二日後の忘年会的なものなのですが、その前に久々の中京圏施設を見ておこうと思っています。
朝一で大阪難波に移動して、近鉄特急でまずは名古屋まで行きます。
始めて乗る特急「火の鳥」。新幹線より時間はかかりますが、座席も広くて喫煙室もあって快適です。おかげで車内でぐっすり二度寝・・・。ほとんど景色を見ることなく名古屋に到着しました。
名古屋からは名鉄バスでナガシマスパーランドへと移動。前回はコロナ禍前の白鯨の開業時期だったので、実に4年ぶりに来ました。そして今日は平日。天気は雨が降るとの予想でしたが、そこは天照大神の愛人と呼ばれる地力を発揮(?)。薄日ながら日が差す天候です。しかし、今日は・・・寒い・・・。
時刻はお昼を回ったくらいです。どんな施設でも入場が一段落する時間帯。チケット売場も改札もご覧の通り閑散としています。12月のクリスマス前、平日・・・人が少ない理由はいくらでも考えられるこの時期。今日は絶叫マシンの乗り放題の予感がします。
久しぶりのパスポートバンドを腕に巻いていざ入場。
ナガシマスパーランドは富士急ハイランドと東西絶叫マシン遊園地として対比されることが多いのですが、富士急ハイランドと比べると質実剛健なイメージ。おふざけはあまりありません。改札を抜けたところにフォトスポットがありますが至って真面目な風景です。
加えて園内では謎解きイベントも行われています。「五等分の花嫁」・・・聞いたことはあるのですが・・・内容はよくわかりません。
さて、絶叫の始まりは「スチールドラゴン2000」。この施設で最速のコースターですが、そのコースレイアウトが故に風で止まることが多いのでまずはこれから乗ります。待ち時間はないようです。
絶叫系の典型的な施設なので持ち込み品も制限されます。そしてなんといってこの座席の形状が特徴的です。ほぼむき出し・・・。
待つこと出発したライドが変えてくるまでの10分程で乗車になりました。爽快感満喫できます。
当たり前ですが乗車中は撮影できませんので、どんな感じになるかはナガシマスパーランドさんがyoutubeで紹介しています。こちらでお楽しみください。
続いて、ハイブリットコースター「白鯨」。かつては木製コースターがあったところに鉄のレールを敷いた”木と鉄”のハイブリッド。通常のコースターはカーブではライドは内巻きに進みますが、ここはライドが外巻きで進むことがあるというのが特徴。従来は全く違う感覚が楽しめます。
当然乗れない子供が多くなるので、モックアップなどフォトスポットが用意されています。
こちらはロッカーに荷物を全て預けて、金属探知機で検査をしてから乗車。眼鏡もダメです。ちなみに今日は使い捨てのコンタクトを利用しているので、前が見えないという悲劇はありません。
こちらも許可なく撮影できませんので、ナガシマスパーランドさんが作ったyoutubeで乗車時の雰囲気はご確認ください。スチールドラゴンのような開放感ではなく、左右に振られる感覚と木枠にぶつかるのではないか?という恐怖感(絶対にぶつかれません)が楽しい施設です。
四大絶叫マシンのうち二つを乗ったので、年齢も考慮してちょっと激しくないやつを選択します。白鯨と同じころにできた(と思う)シューティングライド「牧場deバンバン」。名前だけ見ると動物虐待のイメージを感じてしまいますが違います。
シューティングライドなので、利用後に点数が出ます。高得点を狙ってリピートしてしまうという中毒性のあるアトラクションです。
ちなみに自分は・・・相変わらず下手くそです。
こちらもナガシマスパーランドさんのyoutubeで内容を確認できます。音楽が昭和な感じで自分は好きです。
絶叫バイキングを再開します。こちらは「嵐」。アイドルグループとは何の関係もありませんが、ライドが自転しながら複雑なコースを走るアトラクション。自分の体が重力と遠心力で回転し続けるアトラクション。
最初は向かい合った状態で2人ずつ座れるライドに乗ります。ライドは二両連結で一度に8人楽しめます。ちなみに今日は誰も同伴がいなくて、「一人乗り、ライド全体で一人、独身(?)」の”トリプルシングル”が達成できました!?
距離も時間も短いですが体にかける負担は先ほどのコースターよりも激しい乗り物で、当然荷物は全部ロッカーの中に入れます。
こちらもナガシマスパーランドさんのyoutubeでどんな感じか見ることができます。映像で見ても身体がどうなっているのかよくわかりませんが、激しい乗り物です。
そしてとりあえず絶叫バイキングの4つ目は「アクロバット」。USJのフライングダイナソーと機構は同じです。コースはUSJの方が長いのですが、設置時期はナガシマスパーランドが先です。
そして今日はなんと待ち時間なく乗れる。とはいってもこちらはある程度人が集まってから出発なので乗り場で10分程待機します。
アクロバットはスタッフさんが色々考えているようで、走路で写真を撮ることを推奨しています。
真似して撮ってみたのですが・・・。合ってるのかな??
搬器はUSJと全く同じですが、こちらではロッカーが乗り場にあってここに全て叩き込んでから乗車です。ロッカーはバンドの付いた鍵式なのでバンドは手首に着けて乗ります。
もちろん撮影はできませんので、動作中の雰囲気はナガシマスパーランドさんのyoutubeでご確認ください。
乗り終わってから機能もUSJで同じもの乗ったことに気が付いた・・・。
この施設で四大絶叫マシンと勝手に決めつけていたものはこれで終了ですが、他にもあります。
究極のウェーブスインガー「スターフライヤー」。こちら地上約50メートルの上空で旋回するブランコ。仕組みは単純ですがある意味コースターよりも恐怖感あります。ひたすら地上50メートルで回転させられるとなんか足がふら付いてきます。
地上50メートルから物を落としたら大惨事なので荷物はロッカーに入れますので、乗車中の雰囲気はナガシマスパーランドさんのyoutubeでご確認ください。
続いて昭和な絶叫感を味わいたいので、昔からある定番マシンに行きます。
こちらジャンボバイキング。二台で320人が一度に楽しめるという大型アトラクション。でも今日は中国人のグループと5人・・・。320人と言うと自分が東京まで移動するときに飛行機よりも定員が多い・・・。満席状態が見てみたい・・・。
そして絶叫マシンの元祖ともいえるのでは?と思えるような施設も健在です。
違った意味での絶叫マシンも健在です。
そしてこれだけの絶叫マシンに囲まれるとちょっとつらい感じに見えますが、クリスマスツリーもあります。観覧車をバックに記念撮影ができるようになっています。韓国人の女の子グループがあれこれポーズを変えて撮っていましてなかなか空きませんでしたが・・・。
ナガシマスパーランドさんは絶叫6機種と設定しているようで、残りは「ジャイアントフリスビー」なのですが、今日は点検中で休止でした。残念・・・。
これだけ絶叫系が揃っているナガシマスパーランドですが、身長制限のある絶叫系をの楽しめない子供達のために「キッズタウン」という施設もあります。
こちらも盛りだくさんです。
こうした子供向けの施設も手を抜かないあたりが、年間で300万人越え(コロナ禍前)が実現できる秘訣なんでしょうね。
続いて物販店です。大きなお店はメインゲートの前にあります。
お店に入って最初に目を引いたのがコースターをブロックで作るというもの。日本製の「LAQ」という会社が制作しているそうです。
女性向けの商品とかも紹介しています。
もちろん、施設限定の商品もあります。
一番人気はこの商品だそうです。
意外に感じたのがTシャツとかお土産であります。品揃え思っていた以上にに豊富です。
せっかく開催しているイベントのグッズもあります。こちらは専用のレジでの販売でした。ここでマップを購入するとイベント体験ができるようです。
このアニメの意味が分からないといかんのでしょうかね?読んでもさっぱりわからん・・・。
さて日もだいぶ西に傾いてきました。ナガシマスパーランドの系列施設「なばなの里」に移動します。
バスは西ゲートが最寄なのでこちらからナガシマスパーランドとはお別れです。
富士急ハイランドとやはり対比してしまうのですが、ナガシマスパーランドが「能」で、富士急ハイランドは「狂言」といった感じでしょうか?品格と伝統を重視して無理に笑いや世の流れに迎合しないという雰囲気です。
重厚さのナガシマスパーランド、軽快さの富士急ハイランドと勝手に印象付けてしまいました。また次もたくさん乗りたいと思います。
絶叫マシン乗り放題(絶叫マシンバイキング)楽しかったです。
スチールドラゴンや嵐を始め、新アトラクション・白鯨など大迫力の絶叫マシンでスリル&スピードを体験! またおしゃれなカフェやおいしいレストランなどグルメも充実。 家族やカップルで思い切り遊べるテーマパーク
TEL | 0594-45-1111 |
住所 | 〒511-1135 三重県桑名市長島町浦安333 |
URL | http://www.nagashima-onsen.co.jp/spaland/index.html/ |
入場料/パスポート | 大人(中学生以上) 1,600円 / 5,800円 小人(小学生) 1,000円 / 4,400円 幼児(2歳~) 500円 / 2,700円 15時以降は割引料金に変動あり |
開園時間 | 9時30分~17時00分(週末・休日は18時00分) 季節により変動あり |
アクセス | JR・近鉄 桑名駅よりバスで20分 伊勢湾岸自動車道 湾岸長島IC より15分 |
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