3年連続のプールに来ました
No.67
よみうりランドWAI
終わって見て一言 「段階的」
視察日時 2001年 7月15日
到着まで
いよいよ本気に夏になった。気温は起きたときにはすでに30度をオーバー。絶好の視察日よりは続く・・・。
今回は「よみうりランドWAI」である。昨日の向ヶ丘遊園とは同じ沿線沿いにあるが、経営母体にはあの「読売新聞社」がついており、資本力はかなり違う?
小田急線、京王線の両方に「よみうりランド」駅はあるのだが、小田急線からは徒歩25分かバスで10分。京王線からはスカイウェイというゴンドラを利用して直行できます。健康のために歩きたい人は小田急線、早く行きたい人は京王線を利用しましょう。
今回は、こうした電車とは無縁に車で行くことにしました。しかし視察も数こなすと入場料もバカにならない・・・しかも今回は割引券がない・・・。と思いきや昨年の視察記録を見てみると、なんと途中のファミリーマートで割引券が・・・ということで早速寄りました。自分の視察記録が役に立つとは・・・。
WAIはフィジー語で「嬉しいことを表現する感嘆詞」の意味があるそうです。日本語で「ワ~イ」というのもそういうことなのでしょうか(未確認)。一応「Water Amusement Island」という意味もあるそうですが・・・。ファミリーマートから約10分。長い坂を登り切ると駐車場への誘導看板が見えてきます。到着しました。
駐車場は前払いで1000円です。今日は17時までのようです。今からだとタップリ5時間は遊べる計算です。
駐車場はいつものように満車に近いのですが、この施設の駐車場は奥に行くほどWAIに近いので助かります。逆のパターンではプールに入る前にタップリ汗かいてしまいますから・・・。
さぁゲートに着きましたが、いやぁ・・・大混雑。せっかく「よしず」を張ったテントで日よけをしているのですが、チケット購入も大変な状態です。しかし!ファミリーマートで買った割引券には「観光券」の文字が・・・。そうです、窓口引き替えがいらないのです。ラッキー!
このファミリーマート割引は便利です。混雑時にはお奨めしますので是非お試し下さい。
さて、改札でこのチケットを渡すと、チケットブースで発券されるタイプのチケットが渡されます。この後特にこの半券が必要になる場面は無いのですが・・・。
さて改札内部ですが、塗装された路面が非常に清潔感を感じさせていい雰囲気です。改札内部は更衣後の待合い場所に、シャワールーム、ショップ、WAIカードの発売所を兼ねています。
まずはロッカーで着替えましょう。ロッカールームは手前に男性更衣室、奥に女性更衣室があるため、手前は男性用、奥は女性用という不文律があるようです。中央にはたくさんの荷物が入る大型ロッカーもあります。普通のロッカーは300円、大型は500円です。
ロッカーを確認したところ、まだ若干余裕がありそうなので、先に更衣室で着替えます。更衣ブースはブース毎に試着室のような感じのカーテンで仕切られています。
中には棚とフックがあり、地面にはスノコ(プラスチック製)が引かれています。清掃も行き届いていて清潔です。ちなみにこの更衣ブースの入口はドレッサーになっていて、洗面台(石鹸水付)とドライヤー(1分100円)があります。
更衣も終わりましたので、荷物をロッカーに入れます。300円を投入してキーを回す・・・「ん?」、回らない・・・「アレレ・・・?」。確かにお金が入っているはずなのに・・・堅い・・・異常に堅い・・・。結局回らないのでどうしようと思っていると・・・近くから「すいませ~ん!」と係りを呼ぶ声。なんと近くでも同じ症状が発生しているようです。
呼ばれてきたのはマスターキーを持ったオジさん。なんとキーボックスを外して、再度キーをセットしてくれます。しかし、こんなに頻発するのでは大変です・・・。
やっと荷物もしまって準備完了です。まずは改札周りから見ていきましょう。WAIは場内では現金は利用できません。全てWAIカードと呼ばれるプリペイドカードを利用します。そのためWAIカードの発売所があります。
WAIカードの発売所は改札を挟んで更衣ブースの反対側の奥。発券機は4台あり、2人のスタッフが説明してくれます。発券金額は自分で選択できます(1000~20000円まで)。発券後に金額を同じカードに追加するのは禁止のようです。なぜなのか・・・?実験してみたい気もしますが、入場券ケチるほどの貧乏人には先立つものが・・・。
WAIカードは現金と同じですから、貴重品です。無くさないようにホルダーも販売されています(一つ100円)。利用後は精算ができます。機械は同じ機械です。また期限は2001年9月2日までと書かれています。今シーズンは有効と言うことですね。
WAIカードの購入が終わったら、次は浮き輪に空気です。ちなみに一人で行く人はこのコーナーはあまり関係ないかも??
コンプレッサーは更衣室の隣にあります。ノズルは4本出ています。浮き輪に関しては大型のものの空気を入れるときの注意など、丁寧に書かれています。
浮き輪の準備が揃ったら、体を濡らしましょう。温水シャワーもあります。
水に濡れるのがいやな人は左側を通れます。さらに左側の通路の半分は階段状ではない水たまり(傾斜がついている)になっているので車椅子の人も通過できます。
それでは、中に入りましょう!
場内の構成
WAIは5つのプールで構成されています。順に紹介しましょう。
造波プール
おなじみの波のプールです。WAIの造波プールは中央に噴水が付いていてここからスコールが降ります(もちろん中央の人だけですが・・・)。造波は小さめです。しかも波が出る際にはスタッフから「波を出しますよ!」という説明があります。非常に親切な造波プールです。ちなみに一番深いところで120センチです。波打ち際は水に浸かって日光浴を楽しむ人たちがたくさんいます。あまりの造波で、打ち上げられた訳ではありません・・・。
スイミングプール
スイミングプールは特に仕掛けはありません。水深が110センチから140センチで、とにかく泳ぎたい人のためのプールです。水深が深いところがあるため、幼児は保護者同伴(しかも近くにいること)が利用のための条件です。たとえ浮き輪を持っていても近くに親がいないと怒られます・・・。
さらにこのプールは監視がかなり厳重です。別に悪さしなければ怒られませんが・・・。
子供プールとせせらぎ
こちらは子供用のプールで、水深は50~60センチ。「せせらぎ」といわれる幼児(乳児)のエリアに関しては水深は25センチです。ここでは子供が単独で遊び、ビデオを片手に両親が走り回るという光景が展開されます。
流水プール
流水プールはちょっと離れた場所にあります。入口から入って一つ下のフロアになります。階段を降りていきましょう。長さは200~300メートルくらいでしょうか?オーバルなコースですが、途中でショートカットできる場所もあります。浮き輪にのっていびきをかいている人(これぞまさに「船をかく」状態)もいます。水深は90センチです。
飛び込みプール
大磯ロングビーチと同じで3種類の飛び込み板があります。ただし高さは一番高くて200センチ位でしょうか?ちなみにプール自体は深さは500センチですが・・・。
この5つのプールを監視するのがプール監視で監視事務所はプールの中央に位置しています。
監視員も監視台に乗っている人と巡回している人の2パターンで対応しています。ここの監視員は女性が多いのが特徴で、頭ごなしに「こら!」というタイプではありません。
さあ恒例のトイレチェックに行きましょう。今回はどうだったかな?
アトラクション
アトラクションとしてはまずはおなじみ有料の「ジャイアントスカイリバー」があります。こちらは500円(パスポート利用の人は無料)です。
大きな浮き輪でラフティングが体験できるアトラクションです。
続いて無料施設では3種類のスライダーがあります。スライダーは直線タイプと蛇行タイプの2種類があります。蛇行タイプは浮き輪を利用して滑走することもできるようになっています。ちなみに身長は120センチ以上ないと利用できません。注意するのは金属品を付けて乗らないことと、ナイロン製の水着は要注意!摩擦熱で破れることがあるそうです。
アトラクションとしては、今年もおなじみ「あんパンまん」プールが健在です。エリアとしては先ほどの「せせらぎ」のエリアになりますが、滑り台や水鉄砲などのアイテムがあります。
滑り台は着水場所がウレタンになっていて、クッションの役目を果たします。このエリアは全体的にあんパンマンのキャラクターで統一されていて、子供には人気のエリアです。監視員は浅いプールを無線を持って歩きながら監視しています。
内容的には昨年と大きな違いはありません。
レンタル・物販・飲食/a>
レレンタル品では、まずシートがあります。シートはサンシート、アクアシート、グリーンシートの3クラスのカテゴリーがあります。
グリーンシートは「テーブル1、イス2、デッキチェアー2」で8000円。アクアシートは「テーブル1、イス2、デッキチェアー1」で6000円、サンシートは「テーブル1、イス2、デッキチェアー1」で5000円です。これらのシートは全てインフォメーションで受け付けています。時間帯によってはキャンセル待ちがかけられます。
流水プールの周囲にはここまで立派ではありませんが、デッキチェアーを貸し出すところもあります。
パラソルシート呼ばれるパラソル+デッキチェアーのセットが3000円、さらにポンポンシートと呼ばれるデッキチェアーのみが1000円でレンタルできます。こちらは流水プールのレンタルコーナーを利用します。
レンタルコーナーではこの他に、ゴムボートのレンタルを行っています。昨年まで自由に使えた2人乗りのキャラクター浮き輪は今年は有料のようです。1時間500円です。
物販施設は、更衣室の周りに2箇所配されています。こちらは現金での対応もしてくれる用になっています。
アイテムは水回りのグッズが中心ですが、毎年恒例のサンダルのたたき売りが今年も健在です。ちなみに今年は300円。昨年の390円からさらに値下がり!どこまで行くのか・・・デフレショップ!
続いて飲食です。こちらはカフェテリアスタイルが1箇所と、テイクアウト方式が場内に3箇所あります。まずはカフェテリア方式から・・・。
好きな食べ物をとって、WAIカードで精算。その後食事が終了したら食器類は片づけるという半分セルフサービスのお店です。
続いて、テイクアウトショップですが、こちらも全てWAIカードでの対応です。商品としてはファーストフード類、飲料が中心です。ビールは「中」と「大」の区分でしたが小生的には「大」は「中」の大きさに見えてしまう・・・。
感想/a>
WAIも毎年行っていますが、段階的な進歩を感じさせてくれる施設です。キャラクタープール導入→あんパンマンへ変更→施設のキャラクター登場・・・という一連の流れの中で一つ一つを段階的にしかも確実にこなしています。
ああんパンマンも出てきましたが、あれだけは疑問。というのは駆け足で場内を回っていたからです。もっとゆっくりしても良いのでは?というかあんパンマンって走ってばかりなのか?なんとも漫画を見たことが無いのでこの点は・・・?ですが・・・。
場内ではゴミが大変なようです。何度も清掃スタッフがゴミの回収に来ていましたから・・・
それとWAIで注意しないといけないのが、「風」です。立地的には丘の上なので、昼過ぎから風が強くなります。これは要注意!
ガムテープでシートは止めておいた方が良いですよ!ちなみに小生はその点万全でしたので・・・毎年一人で来ると変なことばかり知恵が付く・・・。
よみうりランドは、株式会社よみうりランドが運営する東京都稲城市と神奈川県川崎市多摩区にまたがる場所にある大型レジャーランド。1964年に開園。多摩丘陵南部の傾斜に沿った広大な敷地に、絶叫マシン、観覧車、ゴーカートといったアトラクションを中心に、アシカショー(旧水族館)、遊泳プール、緑地、キャラクターショーなどを行う「太陽の広場」や多目的ホールなどがある。1999年に交通機関としてのロープウェイ「スカイシャトル」の開設とエントランス部の建替など大リニューアルを実施し、2012年に「キドキド」、2014年に「日テレらんらんホール」、2016年に「グッジョバ!!」が増築された。
TEL | 044-966-1111 |
住所 | 〒206-8725 東京都稲城市多摩区矢野口4015−1 |
URL | http://www.yomiuriland.com/ |
入場料/パスポート | 大人(18歳~64歳) 1,800円 / 5,800円 中人(中高生) 1,500円 / 4,200円 小人(3歳~小学生) 1,000円 /2,000円 シルバー(65歳以上) 800円 /3,600円 |
開園時間 | 10時00分~17時00分 (季節により変動あり 休園日あり) |
アクセス | 京王線 京王よみうりランド駅よりゴンドラで10分 小田急線 読売ランド前駅からバスで10分 |
地図(GoogleMAP)
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