WAIカードなくなる・・・
NO.202
よみうりランドWAI
視察日時 2004年 7月10日
入場まで
今回も久々の施設になってしまった。よみうりランドWAIである。
天気はとっても微妙な雰囲気で、天気予報では雨の情報も流れるような土曜日。
過去の来訪時は全て車で行ったのだが、今回は電車で向かうことにした。
よみうりランドの最寄り駅は京王線の京王よみうりランド駅。
駅に降り立つとWAIの広告看板が設置されて、夏に向かってまっしぐらという雰囲気だ。
駅名からしてよみうりランドのための駅のようなんですが、駅構内や駅周辺にもよみうりランドの宣伝広告がたくさんある。
でもよく考えてみると、ここまで来たらよみうりランドに行くしかないのでは・・・?
むしろ、他の駅に貼るべきでは?
等々、この業界で長くなると、よけいなお世話ばかり考えてしまう。
さて広告をよく見てみよう。結構ブラックジョークなのだ。
「立たないあんたは意気地なし」
「たまには二人で落ちてみたら」
自分的には凄く良い感じのコピーだと思うんですが・・・。
たまに、電車で来るとこうした発見もあります。大事です・・・。
さて、駅からよみうりランドまではかなりの標高差をクリアしなければなりません。
遊歩道を歩いて行くという方法もありますが、40近くなった体にはちょっと堪えますので、ここはゴンドラで一気に登ってしまいましょう。
階段を登り、スロープを登り・・・ここからゴンドラにしてもらいたいくらい・・・。
汗拭きながらゴンドラの乗り場に到着、片道200円・・・。
「足下を見られる」とはまさにこのことか・・・?
ここから、WAIの入口までは当然のごとく歩かなくては・・・。
覚悟を決めたその瞬間、「??」・・・入口?
確かここは、ボーリング場の入口では・・・?
そう、WAIの入口が変わっていました。確か昔はもっと奥だったはず・・・。
では、昔の入口は??
こっちの方が気になってしまって、フラフラと入口を超えて施設の奥へを歩いていくと、柵に覆われた駐車場らしき姿が・・・?
変わるもんですねぇ・・・やはり視察は毎年することが大事なようです。
きれいな入口。もちろんドアは自動ドア。中からは涼しい風が出迎えてくれました。
今度はチケットを買うのですが、チケットブースもきれいに変わっています。
でも、これって耐火ボードで仕切っただけ?
いやいや・・・変なところの視察はやめましょう。
ブースは4ブースになりました。
以前のブースト違い、新しいブースはアレコレ付け加えた案内サインが無いことが嬉しいです。汚らしく見えるので・・・あくまでも個人的な意見ですけど・・・。
白を基調にした壁に、鉄パイプのアームを通した天井。清潔感あって良いですね。
よく見ると床はノンスリップ素材・・・意外にハイテク満載です。
今度は改札に行きましょう。
「こんにちは!!」
と元気な声で出迎えてくれます。男性は青、女性はオレンジのアロハシャツっぽいコスチューム。
夏の雰囲気が出ていて良い感じです。
チケットをバリッともぎられて、よみうりランドWAIに入場です。
ロッカー&レンタル
改札を抜けると・・・そこは坂だった??
と言うわけではないのですが、確かに改札を抜けるとスロープになっています。
ちょっときつめなので注意!!
そして、左手にはロッカーが見えてきます。
「ロッカー」などと大きな案内はないんですが、一番手前のロッカーだけ、よみうりランドを強調する派手なペイントがしてあるロッカーです。
なるほど、無理に案内サインを作らなくても、こんな誘導の仕方もあるんですね。
勉強になります・・・。
ロッカーは全て男女共用です。
だから、ここでは着替えてはいけません・・・。
では、着替えはどこでするのかな・・・ありました・・・。
ロッカーを奥に入っていくと、左側壁に沿ったところに男性用、右側壁に沿ったところに女性用の更衣室があります。
どうやらここで着替えるようです。
更衣室内は、カーテン付きのブースで仕切られています。
ブースの中は“すのこ(プラスチック製)”が敷かれた床に、物置台が一つ。
機能的です。しかも台の位置も絶妙で、子供でも安心ですね。
さらに、洗面台もあります。
こちらは、新しいだけあってとてもきれい。ドライヤー付きのシンクはこちらも機能的です。でもドライヤーの利用は有料なんです・・・。
そして、今回一番ビックリしたのが、ロッカーそのもの。
としまえんに続いて、ここにもリターン式の開け閉め自由タイプに変わっていました。
としまえんの記録読んでいない方のために、もう一度おさらいです??
まずは、400円(大きい方は600円)入れます。
荷物を入れたら扉を閉めて、鍵を抜きます。
利用が終わったら、赤いボタンを押すと、100円戻ってきます。
気を付けてくださいね。いきなり赤ボタン押すと、お金取られちゃうので・・・。
さぁ、準備も整ったので、今度はレンタルを見てみましょう。
レンタルは全てプールエリアです。
プールの説明は後でしますが、レンタル品を借りたい人は流れるプール前で借りれます。
WAIの浮き輪などのレンタル品は時間貸しです。2時間単位でお金取られるので注意しましょう。
続いて、セレブのための有料エリアのレンタルです。
こちらは、流れるプールの上にあるレストランの隣、「INFORMATION」と書かれているところが受付です。
WAIでも有料席はかなりの人気のようで、すでに満席となっている場所もあります。
まだ、午前中なのに・・・。
ちなみに、有料席のスペックですが、デッキシートにテーブル、チェアーと以前と変わらない装備。今年は、各エリアに誘導員がいるようです。
値段も4000円オーバーという価格ですから・・・。
一方、お手軽な「パラソルシート」。こちらは誘導員などはなく、空いている場所を選んで使えます。こっちはすでに満席。
よく見ると、植栽の影で日焼けには向いていないので、自分はあまり好きではありません・・・。日焼け嫌いな方にはこちらがお奨めです。
さぁ、今度はプールを見てみましょう。
プールの構成
微妙に、雲行きが怪しいのですがプールを見てみましょう。
WAIの特徴は階段をはさんで上下にプールが分かれていることですね。
今年のロッカールームからだと、一番最初に出てくるのが、流れるプールです。
プールの形は、直線と円弧を組み合わせた、オーバルコース。
浮き輪やフロートなどを自由に使えます。
水深も100センチなので、小さいお子様連れの方は、お子様を見失わないように注意しましょう。
続いて、上に行ってみましょう。
かつては、こちらが入口で、流れるプールは後から行くことが多かったのに・・・。
時の流れは残酷です・・・。
時の流れと言えば・・・昔来たときにお世話になった「WAIカード」の販売機が見あたりません・・・。
あれ?昔、販売機があった場所はロッカーが設置されています。
なくなっちゃったんですねぇ・・・WAIカード。
プリペイドシステムの先駆けだったんですが、残念です。
先進のシステムより、使い勝手の良いロッカー+現金。
なんかいい教訓です(?)
果てさて、プールの続きに戻りましょう。上部のエリアにある遊泳用の大型プール。
こちらはすり鉢状で、中央部は140センチの水深があります。
よって、浮き輪やフロートを使っていても子供だけで泳いでいると注意されます。
当然のことながら監視員も一人で泳いでいる子供を見つけると、注意しています。
続いて、施設の一番奥にある「波のプール」。
正確には「波の出るプール」になるんでしょうか?波が出ている時間帯と出ない時間帯があるもので・・・。
ちなみに、波が出ている時間帯はプールの奥のステージ側から「噴水」が出ています。
これが目印ですね。
続いて、子供用のプールに行きましょう。
こちらは今年も「あんパンマンプール」になっています。
あんパンマンに出てくるキャラクターのフロートが自走していて、子供も大喜び。
今年はマットで作られたスライダーまで登場しています。
水深も30センチ程度なので、子供も安心して遊べますね。
一応プールはこんなところか?なんて思っていたら場内アナウンスと共に、あんパンマンのテーマソングが流れてきました。
そうなんです、あんパンマンとバイキンマンが登場したのです。
もう大変です。場内あちこちから子供と保護者が集まってきました。
ビデオカメラ、デジカメ、使い捨てフィルム、ケータイカメラ・・・いろんな撮影機材がありますねぇ・・・。
撮ってすぐ、メールで送っている方までいますよ・・・。
さぁ、今度はスライダーを見てみましょう。
WAIのスライダーは非常にシンプルで、曲がりくねったタイプと直線タイプ。
さらに有料ですが、大型の浮き輪で進むジャイアントスカイリバーの3種類。
とうとう、ジャイアントスカイリバー・・・パスポート対応になりましたね。
これだけのプールがありますが、遊んだ後は目と体しっかり洗いましょう。
と言うことでロッカーの前には目洗いとシャワーが完備されています。
目洗いは大人用と子供用に高さが違うものが用意されています。
物販と飲食
まずは、物販施設ですが、ロッカールーム横に1カ所あります。
売っているものは水着に、浮き輪などの遊具類。買ったその場で遊具には空気を入れてもらえます。
サンダルやシートなどもありますが、ちょっと値段は高めです。
ショップはプール内にもあります。
プールに出て気が付いたんですが、日差しと小さな砂利のため裸足はちょっと辛いのです。
そこで目に付くのがプール内のショップにあるサンダル。
なるほどですねぇ・・・。
続いて、レストランを使ってみましょう。
今回はインフォメーション隣の、メインレストラン「WAI」。
ビュッフェ形式で、好きなものをトレイにとって最後にお会計です。
今日は「ラーメンセット」を注文してみました。
ここでちょっと問題がありました。
「ラーメンセット」の“セット”は一体何?疑問に思って聞いてみたところ、チャーハンでした。メニューに書いておいて欲しいなぁ・・・これは・・・。
レストランWAIは屋内席と屋外席に別れています。
今日は天気も良くて、屋外席を使う人が多いようですが、たまに入ったレストランなので、屋内で食べてみました。
この他にも場内には、テイクアウトのお店が何軒かあります。
今日はどこのお店でもすぐに買えそうですね。
感想
久々に行くと変わったところと今まで通りのところ、いろいろ見ることができます。
今まで通りだったところの典型は、葦簀が付けられたテントのエリアです。
ここは例年通り、競争率の高い場所でした。
WAIカードの利用はできなくなりましたが、アトラクションエリアへの出入りは相変わらず楽しめます。
今年の売りは、3タイプのストーリーが楽しめるお化け屋敷「3つの呪い2」とよみうりランドが誇る絶叫マシン「バンデット」に水をかける「スプラッシュバンデット」らしいです。
「3つの呪い2」は、カップルがたくさんで、ちょっと引いてしまったのですが、スプラッシュバンデットはチャレンジ。
ところが、スプラッシュって・・・水鉄砲だったんですねぇ・・・。ちょっとがっかり・・・。
よみうりランドは、株式会社よみうりランドが運営する東京都稲城市と神奈川県川崎市多摩区にまたがる場所にある大型レジャーランド。1964年に開園。多摩丘陵南部の傾斜に沿った広大な敷地に、絶叫マシン、観覧車、ゴーカートといったアトラクションを中心に、アシカショー(旧水族館)、遊泳プール、緑地、キャラクターショーなどを行う「太陽の広場」や多目的ホールなどがある。1999年に交通機関としてのロープウェイ「スカイシャトル」の開設とエントランス部の建替など大リニューアルを実施し、2012年に「キドキド」、2014年に「日テレらんらんホール」、2016年に「グッジョバ!!」が増築された。
TEL | 044-966-1111 |
住所 | 〒206-8725 東京都稲城市多摩区矢野口4015−1 |
URL | http://www.yomiuriland.com/ |
入場料/パスポート | 大人(18歳~64歳) 1,800円 / 5,800円 中人(中高生) 1,500円 / 4,200円 小人(3歳~小学生) 1,000円 /2,000円 シルバー(65歳以上) 800円 /3,600円 |
開園時間 | 10時00分~17時00分 (季節により変動あり 休園日あり) |
アクセス | 京王線 京王よみうりランド駅よりゴンドラで10分 小田急線 読売ランド前駅からバスで10分 |
地図(GoogleMAP)
天気予報(ハリテンより)
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