新規オープンテーマパークに見参(前編)@レゴランド
NO.331
レゴランド
日時 2017年 4月 1日
日本で新規の大型テーマパークがオープンするのは久しぶりです。ディズニーシーが2001年の9月だからそれ以来ということになるのでしょうか。
今回は、名古屋にレゴランドがオープンするということで急遽帰国となりまして、セントレアに降り立ちました。
オープン日の天候は「雨時々曇り」とのこと。思ったより寒い朝です。
場所は名古屋駅から「あおなみ線」という路線を利用し終着駅の「金城ふ頭」。時間にして25分ほどの道のりを居眠りしながら進みます。乗っている人を見るとレゴランドの関係者らしき外国人が数名に、オープン日目当ての人々が50人ほどの乗車。このまま施設についてもオープン時間までは2時間以上あるので、まぁこんなもんでしょうか?
名古屋駅には混雑時には駅への入場制限を行いますという案内が出ていましたが、今日は問題ないようです。しかし、あおなみ線は4両編成の路線なので、これ五月の連休で晴れた日は結構な混雑になりそうです。
金城ふ頭駅は名古屋港の突端にあります。ここからは歩いてレゴランドへと向かいますが、フットサルチームの名古屋オーシャンズの本拠地のスタジアムがあったりといろいろ発見もありました。
巨大な家具屋の脇を抜けて、レゴランドより一足早くオープンした商業施設「メイカーズピア」まで来るとすでに開園を待つ列ができています。人数は公表では500人とありました。自分の見た目ではそこまでは。。。
開園時間は10時からなのですが、8時過ぎにはセレモニー要員として入れてくれるようで、入場口は8時30分ごろに空きました。
チケット売り場ですが16ブースもあります。TDRやUSJに比べると非常に大きな窓が特徴です。そして一番奥には年間バスポートの受付カウンターがありますが、事前にWEB販売などもしていたこともあり、ここは大混雑。チケット売り場の暇さを考えるとUSJみたいな簡素な年パスにすれば・・・と感じますね。
3回来ると元が取れるような料金設定なので、オープン日から年間パスポートの受付希望者は多いです。自分もその一人ですが、写真を撮ったり、氏名を登録したりと、病院の検診のようにあちこち回されました。
レゴランドはチケット料金が入場料とアトラクションの乗り放題の一体型。大人6900円はありがちですが、小人5400円というのはかなり強気に感じます。このことはいろんなメディアで紹介されていましたが、1年後にどうなるか?注目したいところです。
チケットもなんとか手に入れたので、改札へ・・・最新のテーマパークということで注目していたのですが、改札はいたってシンプル。いわゆる改札機のようなものはありませんで、スタッフがチケットを確認するだけ。
このパターンだと入場者数は計測できますが、中の滞留者数は計測が難しいとおもうのですが、入場制限などかけるときはどうするんでしょうかね?またはそんなには混まないと腹をくくっているのか。。。
年間パスポートはハンディスキャナーで読み取られてスルッと入れました。他のチケットも確認して入場。このため改札自体の対応は凄く速い。こんなに人がいるのか?と思うくらい早いのです。。。
中に入ると、式典の場所あたりは今日だけの特別フォトスポット。レゴブロックで作られているドラゴンなどは人気があります。改札周辺は屋根もついているのですが、思ったより小さめ。雨が降ったときはこのエリアは混雑しそうです。
ゲストサービスの施設の一角には「VIPラウンジ」のようなものもあります。常設か?と思ったらどうやら今日だけのものみたいです。
さすがに雨天なので、屋外に積極的に進んでいく人は少ない様子。入口横にあるお土産ショップは開園時からそこそこの賑わいです。レゴと言えばブロックですが、箱菓子なんかもちゃんとあります。
最近は箱菓子の中身をしっかり見せるというのがディスプレイの基本になりつつありますが、こうしたところは抜かりないです。
精算のレジエリアもテーマパーク物販店舗の王道はしっかり踏襲した作り。ついで買い商品を並べてキューラインを作って、その先で精算。さすがに今日は雨天で人が少ないのでレジ周りは極めてスムーズですが、これまた五月の連休時期にどうなるかが楽しみです。
ゲストサービス施設も紹介しましょう。入口から向かって左がショップで、右がゲストサービス施設です。年間パスポートの受付、ベビーカーのレンタル、園内での撮影写真の引き換えなどすべてこのエリアで行います。
最新の施設ということで最も進化しているのが写真の扱いでしょう。従来のような出力した写真を貰えるという機能に比べて、スマホにダウンロードできるようになっています。専用のアプリなどもあるので2回目以降はこれを使えば簡単ですね。もちろん写真自体は有料ですが、この先日本中で普及する販売方法になっていきそうです。
場内のファニチャー類も工夫があり面白いですね。ごみ箱はすべてに「捨てるべきか考えてから捨てよう」と言ったたぐいの問いかけが書かれています。環境にも配慮した作りということでしょうか?
少し雨も小康状態に入ってきたようなので、そろそろ屋外へと回っています。
まずは正面に現れるのがカルーセルとタワー。雨なのでここは後日ゆっくり回ります。
左回りに進むと最初に出てくるのが「パイレーツショア」というエリア。人気のアトラクションは「スプラッシュバトル」というアトラクション。何とライドと走路の外側の両方から水鉄砲で撃ち合えるという施設。乗る側も見る側も濡れるリスクを負う施設。今日は雨なので後日晴れた日の状態をじっくり見たいと思います。
パイレーツショアの隣はドラゴンの住むお城という設定の「ナイトキングダム」。メディア露出の多いレゴブロックの造形のコースター、城の中を走るダークコースターなどもあります。屋外のコースターはUSJのパリポタエリアのものと似ているような・・・
このエリアが施設の一番奥になりますが、メインダイニングと言える大きなレストランがお城の中にあります。今は場内をぐるっと回るのが優先なのでちょっと食事エリアは後回しにしましょう。
ナイトキングダムから右に周回していくと、「レゴシティ」と呼ばれるエリア。ここは日常生活で見られるものをレゴアトラクションで表現したもの。消防、警察、海上保安、自動車教習所など大人が利用するものを疑似体験できるように作られています。
ここの一番人気は、消防車で火災を沈下させる「レスキューアカデミー」。二人以上でシーソーを漕いで車を進ませ、ポンプを動かし、消火活動を行って、元に戻るまでの時間を競うというもの。一人でできない・・・
ドライビングスクールは、利用後のライセンス発行は別途1500円必要になるので要注意です!!
レゴシティの先にあるのが、「アドベンチャー」と呼ばれるエリア。レゴランドの中では大型のアトラクションが集中しています。
レゴブロックの形をしたフライドポテトはこのエリアの「オアシススナック」という場所にあります。
このエリアのアトラクションではシューティングライドの「アムセトラ」、水上バイクの雰囲気が楽しめる「スクイッドサーファー」、潜水艦に乗れる「サブマリンアドベンチャー」などがあります。このエリアは混雑日は大変なことになりそうな気もします。
ちょうど待ち時間も短くて済みそうだったので今日はサブマリンアドベンチャーに乗ってみました。
潜水艦型のライド(15人くらい乗れる)に乗り込んで出発すると・・・なんとホントの魚がいる水槽を回っていきます。小魚ではなくてサメまでいます。潜水艦の内部には水族館ではおなじみの魚の説明プレートなどもあります。歩いて回る水族館に対して、水槽をライドで回る水族館というところでしょうか?
このアトラクション、意外とあっさり終わってしまうので、降車場についてから外に出るまでに時間がかかります。特に外国人は終わったことに気が付かない人も多いようだったので、混雑日はこれが引き金で運航停止・・・にならないことを祈ります。
出口エリアには水族館ではおなじみのタッチ水槽などもあります。水族館の機能を使ってアトラクションにすると・・・こんな感じかな。
アドベンチャーのエリアの先は入り口近くに戻ってきてここにあるのが「ブリックトピア」。レゴブロックを使っていろいろ楽しめるアトラクションとショーステージがあります。
ショーステージは舞台セットがプロジェクションマッピングを利用していて臨場感がある作り。これからの時代はこんな舞台セットになっていくんでしょうかね?
ブロック作りは、単純に作るというだけではなく車なら走らせる、飛行機ならつるして飛ばしてみるなどのその後の遊び方まで体験できるように作られていますので、大人も結構楽しめます。
このエリアにある唯一のアトラクション施設は「キャットクラウドバスターズ」。ロープを自分の力で手繰って上まで登る。。。SASUKEか??
っと、ぐるっと回って約3時間くらいでしょうかね?極端に広くもないし、かといって狭さはあまり感じない適度な広さです。
この他に中央部分にはレゴブロックで作った日本全国のいろんな名所の展示もあるのですが、ここは後日晴天の日に確認します。
オープン日。思ったほど混雑していない日でしたが、これが晴れるとどうなるか?楽しみです。
最後に恒例のトイレチェック。レゴランドのトイレは「おとこのこ」「おんなのこ」という男女区分の案内です。もちろん大人も使えます。
レゴランド・ジャパン・リゾートはレゴ・ブロックやレゴモデルに触れて創作できる体験型のテーマパークとして2017年に名古屋で開業いたしました。世界中で熱狂的なファンを抱える世界最大級の玩具メーカーであるレゴ社は遊びと学びを通じて子供たちの創造力を育むことに取り組んでいます。レゴランド・ジャパン・リゾートでもその姿勢はかわりません。パーク内にはテーマパークを受け身で体感するのだけではなく、子どもたちが積極的に参加できるインタラクティブな冒険アトラクションやワークショップを多彩に展開しております。子どもたちにとって「人生初のテーマパーク」として、感動的な体験を提供できるように努めています。遊びと学びにあふれる教育的な要素をもったテーマパークとして独自のスタンスを貫きながら子どもたちの創造力を刺激しています。
TEL | 050-5840-0505 |
住所 | 〒455-8605 愛知県名古屋市港区金城ふ頭2丁目2−1 |
URL | https://www.legoland.jp/ |
入場料(パスポート) | 大人(19歳以上) 4,500円 小人(3歳~18歳) 3,300円季節によって変動するシーズン制を採用しています。詳しくはレゴランドのサイトでご確認ください |
開園時間 | 10時00分~17時00分(季節により変動あり) |
アクセス | あおなみ線「金城ふ頭駅」 すぐ 伊勢湾岸自動車道「名港中央IC」すぐ |
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