お参りする人、しない人@北野天満宮
NO.482
北野天満宮
日時 2019年10月25日
京都の初詣で最も集客数の多い施設の一つが北野天満宮。
天満宮といわれるところの多くがご祭神は菅原道真公。学問の神様として有名です。また日本三大怨霊の一人としてのブラックな側面も持っています。
今日は引き続き雨降りなので、北野天満宮に来ました。バス停「北野天満宮」の正面が大鳥居(一の鳥居)でわかりやすいです。
銀閣寺はそこそこでしたが、北野天満宮には中国人観光客がたくさん来ています。こうした神社仏閣の類は彼らにどう見えるのでしょうか?一度聞いてみたい・・・。
鳥居をくぐって最初に人が集まっているところが牛の銅像。「お牛さん」と呼ばれる守り神で、なでるとご利益があります。何故牛か?という話は諸説あるようですが、菅原道真公が丑年だったとか、刺客に狙われた菅原道真公を牛が現れて救ったとかいろいろあります。とにかく北野天満宮では牛は守り神なのでちゃんとお祈り(なでます)しましょう。
続いて見えるのが「桜門」と呼ばれる施設。階段があり、一つ高くなっているのは神社の聖域に入る証でしょうか?いうなればここがメインエントランスです。
門の手前には北野天満宮の由来などが書かれています。
桜門をくぐると、右側に手洗い場所「手水舎」があります。ここには作法が書かれたイラストがありますので不安な人は確認しましょう。基本日本全国の神社で利用できるものなので、覚えとくと恥をかきません。
この手水舎の後ろ側に見えるのが御朱印とかを書いてもらえる「絵馬所」。大きな建物なので一部は雨がしのげるようになっていて休憩所にもなっています。自販機がありますが自販機があるのはここだけです。
この建物の奥には「大杉社」などの小さ目な祠もあります。この辺りの社は「摂社、末社」と呼んでいるようです。
石畳の通路を進むと正面に見えるのが「三光門」と呼ばれる施設です。三光とは太陽、月、星の彫刻があることが由来なのですが、何故か星の彫刻はないそうです。これが北野天満宮の七不思議のひとつらしいです。
この石畳の通路の両脇には福部社、老松社、火之御子社、白太夫社といった小さな祠があります。それぞれちゃんとご祭神が付いています。そして、またお牛さんがいますのでなでてあげましょう。
このように小さな神社を周辺に配置している中で大きな本殿があるのは元々あった神社のそばに菅原道真公を祀る本殿を作ったことが起因しているようです。
この三光門の先がいよいよ本殿です。三光門をくぐったのちは白砂の地面を進んでいきます。
本殿の左側にある西廊下は今回は改装中のためネットがかけてあります。
本殿に向かって左側には梅、右側には松があるのが北野天満宮の特徴の一つです。
そしてこちらが本殿の正面です。たくさんの人が一度にお参りできるように鈴がたくさんあります。
本殿の裏手も観ることができます。
この本殿の周りにも小さなお社がたくさんあります。
参拝が終わって、食事などをするときには、「東門」から外に出ると飲食店舗があります。
門の手前には「長五郎餅」と書かれたものもあります。
参拝後は、三光門の右側の通路を戻っていくと桜門まで戻ってきます。混雑時には一方通行で利用できるようになっているのはさすがです。
雨ですが、外国人観光客がたくさん来ています。京都の中では定番スポットとして紹介されているようですが、参拝しているのはほとんど日本人というところがなかなか面白い施設でした。
宗教が違ったりするので敬遠されるんでしょうかね?
その分、飲食店舗などは外国人の多いことこの上なしでちょっとびっくりしました。
TEL | 075-461-0005 |
住所 | 〒602-8386 京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所 |
URL | https://www.kitanotenmangu.or.jp/index.php |
開園時間 | 4月~9月:5:00~18:00 10月~3月:5:30~17:30 季節により変動あり。ライトアップによる延長あり |
アクセス | 京都市バス「北野天満宮前」正面 |
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