いいね!!と残念!!が半分半分@リニア鉄道館
NO.334
リニア鉄道館
日時 2017年 4月 2日
レゴランドの最寄り駅である「金城ふ頭駅」にはレゴランドの反対側に「リニア鉄道館」という施設があります。JR東海が運営している鉄道博物館です。せっかくなのでここも見ることにしました。駅から見えるぐらいに至近距離な場所にあります。建物の壁面の平面的なデザインがすごく特徴的です。今回は「ドクターイエローの軌跡」という企画展示が行われているようです。
芝生広場のような広い庭を抜けると、入口が見えてきます。自動ドアの奥にカウンターがありますがここはインフォメーションのようで、チケット売り場は左側。チケットはICカードも対応しています。全国の鉄道系の博物館はこのサービスが殆ど付いているのでありがたいです。切符を買ってさらに奥に入ると今度は改札。ここは自動改札のような仕組みはないもぎり方式のカウンターでした。
改札を抜けると、右手に進み青いLEDのついたトンネルに入ります。この空間を抜けると、暗い大きな部屋の中に現れたのが、SLと新幹線、それにリニアモーターカー。この3台が並んで見れる施設は国内ではここだけでしょう。並べてみると新幹線やリニアモーターカーはSLに比べてとても大きいことがわかります。リニアモーターカーは室内にも入れます。ドアは上に開くんですね。
これだけで終わりだったら、ちょっと寂しい感じもしますが右の端に順路と書かれたサインを発見し、そちらに向かうと・・・たくさん車両が現れました。いろんなものがあります。体内の”鉄分”は車両に向かうことを欲しているのですがここはぐっと堪えて、右端にあるシミュレーターのエリアを先に見学。新幹線の運転台でCG画面を見ながら運転が行えるというもの、さすがに混雑しています。並んでも90分くらいかかるそうなのでちょっと見学だけしました。シミュレーターに並んでいる人ですが思いのほか女性が多いです。最近はこうした施設への女性の進出が著しいですね。
そして車両の展示エリアを見てみます。車両を一回りできるようになっているエリアと、車両の端を見れるようになっているだけのエリアと2種類の展示エリアがあります。こうした車両を取るときには斜めから全景を撮りたいというのが鉄分の多い人間の総意だと思いますが、一部はこうした願いが叶わないのが寂しいところです。
それでも、今では見れない車両がたくさんあるのはうれしいものです。
SLにもぐりこんで撮影している方などレベルの高い方もいますが、この施設なら安心です。何より昔の客車は雰囲気が良いです。こうした向かい合わせの座席は今はあまり見られませんからね。
流線形型の先頭車両というのもすごい発想ですね。経費が掛かってもスピードを出したい。。。そんな時代の産物ということなんでしょうか?
JR東海が運営しているだけあって新幹線車両も充実のラインアップです。ドクターイエローなどを含めてたくさんあります。見ごたえあります。
新幹線のエリアの左側はいわゆる「技術展示エリア」、パンタグラフ、線路の保守、車両の一生、台車など安全に営業させるために必要ないろんな機械の説明。どの博物館にもありますがホントにわかりやすくできています。当然子供がたくさんいてなかなか近寄れません。
そして奥にあって車両の端しか見れないちょっと残念なエリア。見たい車両がいっぱいなんですがとにかく残念・・・
一通り車両の展示は見たので、今度は端にあるジオラマ。これも鉄道系博物館雄定番施設です。この施設では昼から夜にかけて時間とともに走らせる車両をいろいろ変えているようです。見に行った時間は夜。終電車の通過後の雰囲気でした。ある程度は見えるように真っ暗にしないところはありがたいです。
さて、お腹もすいてきましたのでちょっと食事を食べようと思うと施設内にお弁当コーナーがあります。お弁当自体が施設の限定商品だったりするのですが、さらに食べる場所として開放されているのが屋外に展示されている車両。テーブルなどの設備はないですが駅弁は車両の中で食べるのが王道ですよね。美味しかったです!!食事の前には手を洗いましょう。ということでちゃんと洗面台もありますので安心して利用できます。
食事して一眠りして(笑)。車両から降りて今度は企画展示の「ドクターイエローの軌跡」を見てみましょう。場所は施設の2階。
車両の役割や歴史などのパネル展示だけかと思いきや、ミュージアムショップで販売している商品の告知まであります。ドクターイエロー商品だけでもいろんなものがあります。やはり人気の高い車両なんです。
この企画展示の隣には、全国の子供に幼少時期からの鉄分醸成に大きく貢献している「プラレール」のエリア。年齢層は低めですが大人も子供も楽しめるエリアです。
2階はこのくらいですが、1階の出口前にはしっかりミュージアムショップもあります。新幹線の形を模した長いバームクーヘンが興味を引きます。
最後に、初めての施設なので恒例のトイレチェックです。今回は2階のトイレです。洗面台は新幹線の車内のものを意識しているようにも見えます。
JR東海が運営している鉄道の博物館。レゴランドの近くにあるのではしごして寄ることも可能な施設。駅弁が車両の中で食べられたりするので、週末は家族連れでにぎわっています。
TEL | 052-389-6100 |
住所 | 〒455-0848 愛知県名古屋市港区金城ふ頭3丁目2−2 |
URL | http://museum.jr-central.co.jp/ |
料金 | 大人 1,000円 小中高校生 500円 幼児(3歳以上) 200円 |
営業時間 | 10時00分~17時30分 |
アクセス | あおなみ線金城ふ頭駅より徒歩3分 |
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- 2017/04/02
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